2024年 3月 29日 (金)

<とげ 小市民 倉永晴之の逆襲>(フジテレビ系)
「もう、ガマン限界だあ」おとなしいし市職員大爆発!クレーマー市民、無責任上司、男好きギャル部下・・・いい加減にしてくれ

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   東海テレビの「オトナの土ドラ」第4弾である。市役所の市民相談室が舞台で、田辺誠一演じるお人好しの主人公・倉永晴之が次々と面倒に巻き込まれ、最後にブチギレるという「ストレスフルジェットコースタードラマ」なのだという。

   合併してできてまだ2年という「わにのくに市」(よくもこんな変な名前を思いついたなあ)のマスコットキャラわに丸くん銅像の除幕式で、市長(鹿賀丈史)は「市民の声をたらい回しなどしません」と高らかにスピーチする。しかし、実際は職員の倉永でさえ業務の手続きで市役所の各部署をたらい回しにされるありさまだ。

ブチ切れ瞬間に視聴者もスカーッ

   第1話だけでも、ヘンテコな赤いメガネをかけたモンスタークレーマー・白銀(木の実ナナ)、市の施設の不備で怪我をしたからと「金ハラエー、金ハラエー」と言ってくる弁当屋、病気で早退したはずのギャル部下(瀧内公美)がラブホテルに入っていくのを目撃とトラブル続きで、家に帰ったら帰ったで、タイヤがパンクされられていたりとジェットコースターのよう。

   最後は無責任な課長(村杉蝉之介)に「あなたはいったい誰に向かって仕事してるんですか」とブチ切れる。これで視聴者はスカッとして終わることができるストーリーだ。

   昼ドラほど奇っ怪な内容ではないが、次々と大変なことが起こる構成とちょっとしたヘンテコなエッセンスは、やはり昼ドラさを感じるし、イヤな事ばっかり見続けさせられているのに、スピーディーな展開のおかげでなぜかクセになる。今後は警察沙汰になる事件も出てくるようだし、もっと面白くなりそう。(10月8日深夜11時40放送)

鯖世傘晴

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