J-CASTモバイル テレビウォッチ

イージス艦に「当て逃げ冤罪」? 現場リポーターの「取材力」は・・・

【 朝ズバッ! 】
08/2/19 コメントを見る・書く(6)
〔PR〕競馬勝ち方儲け方

   これがナマ放送の強味だろう。未明に千葉・野島崎沖で起こったイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故を、ヘリからのナマの映像とともに伝えた。しかし、同時にナマの恐ろしさも存分に伝えた。

信じられない

   「朝刊キョーミ新新」の途中で、みのもんたが「速報です」と一報を伝えた。海上自衛隊のイージス艦「あたご」が午前4時20分頃、野島崎の沖40キロの海上で、漁船と衝突。漁船は沈没して、乗り組んでいた親子2人が不明、と柴田秀一が原稿を読むのとダブって、現場からの映像が流れた。

   海上に浮かんでいる白い物体にカメラが寄ると、千切れた漁船の船首部分だった。立ったような形で浮いている。回りに小舟が2隻。「これ現在の映像でしょうか?」と柴田。「船体にはセイトクマルという名前が記されているそうです」と新たな情報。

   「イージス艦の姿は見えますか?」とみのが聞いたところ、ヘリの女性レポーターは「現在確認できません」「現場を離れたということですか?」「と思われます」

   カメラがズームアウトして海上をさまよい、離れたところに浮いている船尾部分も写し出した。なたで割ったようにすっぱりと切れている。

   「これが船尾ですね」「そうです」「2人が乗っていた」「はい親子と見られる2人が乗っていて行方不明だということです」「波は立ってませんね」「はい、天候もよく波は立っていません」「漁船も救助に向かっている?」「捜索活動を行っている船は、今のところ2隻は確認できます」。

   おいおい、画面にはもっと沢山映っていたし、漁船もいた。このレポーターは、モニター画面を見てしゃべっているのじゃないのか?

   と、「あ、すいません。広範囲にわたって、沢山の船がいますね」

   やっと辺りを見回したのか。

   みのはやはりいちばん気になることを聞く。「イージス艦は救助活動をおこなわなかったのかしら?」「救助活動は海上保安庁が行っているということで」となおも、とんちんかん。

   たまりかねたか、柴田が「こちらに入っている情報ですと、護衛艦3隻とヘリが出ているとのことです」などと伝えて、「イージス艦の捜索活動は確認できないということですね」「そうですね、ハイ」といったところで、海上をさまよったカメラに「あたご」が写った。

   「これ、何でしょうね。イージス艦ですかね」と柴田。「あ、177、そうですね。イージス艦の番号です」。みのが「あーこれがぶつかったやつだ」

   甲板には乗組員がズラリと並んで海上をにらんでいる様子。当然、ランチ(小型艇)も出て走り回っていた。海保の巡視船もいる。漁船もいる‥‥このレポーターは、船の区別がつかないだけでなく、海上を見ていなかったわけだ。「イージス艦はいません」ときたんだから、「朝ズバッ」を見ていた海上自衛隊の幹部は、腰を抜かしただろう。

   距離もよくわからないらしい。「どのくらいの距離にいるのですか」と柴田が聞いても、「わかりません」。画面で見ると、約500メートルのところにいた。

   テレビのヘリレポートは、新米が多いのだろう。舌足らずが多いが、ここまでのは珍しい。

   みのは「いまの海は冷たいでしょう。心配ですね」。ともうひとつ「夜中に出航して、漁船にぶつかるイージス艦なんて信じられない」

   この男、いうべきことはちゃんという。


コメントを見る・書く(6)
前の記事 :湯豆腐を「フワフワ」「ぷるぷる」にする方法
次の記事 :テニス国際戦優勝の18歳に忍び寄る 「ナントカ王子」のワナ

関連記事
「ひげの隊長」元次官に怒る「裏で接待ゴルフざんまいとは許せない」 : 2007/10/30
防衛省今春作成「収賄防止ビデオ」 守屋への嫌味だった? : 2007/12/06
「サプライズとしては…」 : 2007/06/13
電通、自衛隊、弁護士・・・なぜこんなに痴漢が多いのか? : 2007/06/06
旧日本軍「関与」に大反発 沖縄集団自決 : 2007/12/27
カテゴリ内最新記事
新しい医療補償制度 「産科崩壊」を救うか:2008/11/ 7
「侵略ぬれぎぬ」論文 自衛隊の「士気」へ影響は?:2008/11/ 7
「ベストドレッサー」オバマ夫人 その衣装のお値段:2008/11/ 6
オバマ当選にみる 「米国民が求めていた」もの:2008/11/ 6
日本の選挙・投票率 「盛り上がらない」は法律のせい?:2008/11/ 5



WWW J-CAST内
powered by goo


友達に教える
このページのURL
個人情報保護方針
お問い合わせ
テレビウォッチ
ニュース
モノウォッチ
会社ウォッチ
J-CASTモバイル
ページの先頭へ戻る


(c)J-CAST