2019年 1月 16日 (水)

編集長からの手紙
「村上事件」マスコミの責任は?

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   村上ファンドの功罪について逮捕をきっかけに、新聞、テレビの評価は「功」から「罪」へと一変した。共通するのは、初めは「企業は株主のもの」という、ともすれば経営者が軽視していたことをアピールしたまではよかったが、ファンドの金額が大きくなって金儲けに走った、という見方である。

   くりくり目の子供っぽいキャラクター、元キャリア官僚という安心できる経歴、そして、しごく、もっともなことを言う。しかし、初めから彼のビジネスはファンドの利益を増やすことだった。社会貢献に資金を出しているわけではなかった。ただ、企業に対する彼の要求が共感を得られるところにあった。
   要求の後押しをしたのはマスコミである。マスコミに取り上げられなければ、彼もただの仕手筋か総会屋もどきだったかもしれない。攻撃される企業が恐れたのは、村上自身もあるが、それを後押ししているマスコミの影響力ではなかったか。
   かつて週刊誌を編集していたころ、企業の悪をたたく、という「たれこみ」がよく来た。内部資料を持ち込まれたことも少なくない。編集部へ訪ねてくる「熱心な正義漢」。そのなかで、おや、と思う人もいる。いわゆる「総会屋」と呼ばれた人たちだ。主張していることはもっとも、企業の不正も確認できる。しかし、これを書かせようとしている「目的」に躊躇することがしばしばあった。「悪は悪」と割り切れない。
   村上ファンドを、これと同一視するつもりはないが、「静かに企業に圧力をかければよかった」などというコメントを聞くと、おいおい、といいたくなる。そもそも、マスコミの寵児にならなければ、企業への圧力は弱く、大儲けなどできない。ファンドの金も膨らまなかったはずだ。
   彼の主張したことを、マスコミが日ごろから企業に対して指摘していたら、何の問題も起きなかった。村上氏がこれから、大げさな主張をせずにファンドの運営ができると思いますか?

発行人(株式会社ジェイ・キャスト 代表取締役)
蜷川真夫

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