2024年 5月 2日 (木)

ライブドア・平松庚三代表取締役社長インタビュー

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ライブドアの市民記者制度は「間違っていなかった」

――本体事業の問題は、外から見ていると、広告にあるように見えますが、いかがですか。

「広告は、事件前と事件後では半分以下。一番大きなところです。6月14日に新体制になってから、底は打ったものの、V字回復はしていないです。来年についても、数値目標は立っていない状況です。ただ、来年の早い時期に、(営業利益ベースで)単月黒字を達成したいと思っているんです」

――営業利益が出る、ということは、健康状態としては悪くない、ということになりますからね。

「そうですね。広告については、商品や、サービスの広告はまだ良くても、ブランド・ビルディングの広告になると、『いかがものか』といわれてしまいます」

――これをどう解決出来るかが、「来年の単月黒字」に大きく関わってきますよね。

「そうです。まさに、そこなんです。ただ、ポータルとしての中身については、オーマイニュースがスタートしたのを見て、うちがやって来たこと(PJニュース)は間違っていなかった、と思いました。ヤフーの先陣を切る、なんてことは滅多にないことです。ブログの利用者数でも170万あり、一番多いです。コンテンツの量では勝てませんが、ユニークさ、CGM(消費者が作成するコンテンツ)の分野では負けないですね。『追いつけヤフー、追い越せヤフー』というのは、もう止めました。ただ、CGMも難しい部分があって、品質のコントロールが難しいんです。インターネットは凶器になりうる。良いものだけが発信されるとは限らないですから」
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