「日本」カーオブザイヤーで 報道「フライング」の珍事
2006.11.22 11:12
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自動車ユーザーからは、選考方法が分かり難いという声も
COTYは、2006-2007年のカー・オブ・ザ・イヤーを、トヨタ自動車の「レクサスLS460」に決めた。自動車ユーザーからは、RJC、COTYとも情報を公開しているが、選考方法は分かり難いという声もある。今回の「カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考では、RJCはアイとトヨタ自動車の「カローラアクシオ/カローラフィールダー」、COTYはレクサスLS460とアイの一騎打ちとなった。
両者にアイが登場したのは、アイの出来が良いため、と自動車ユーザーは推測できる。だが競り合った車がカローラとレクサスLSとなった訳が分かり難い。選考委員の違いがイヤー・カー選びに現れるのだろうが、当日の得票の伸びをショーアップすることや報道機関への事前の露出度も含めて、もっと自動車ユーザーにわかりやすい選考会とすることが求められているようだ。
いずれにせよRJCは、来年の「カー・オブ・ザ・イヤー」の発表方法を変えてくるという。同時に、誰もが選考方法を理解でき、日本一の車を選ぶ信頼できる場であることを示して欲しいものである。