即席めんメーカーの明星食品に対して敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けていた米投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドは2006年11月28日、TOBへの応募者がゼロだったことを発表したが、11月29日付の朝日新聞は「スティール、実質勝利」と報じた。スティールが明星株を取得し始めたのが03年11月で、当時の株価は200円台だった。これに対抗して日清が行った友好的TOBの買い付け価格は1株870円と、スティールの価格を大幅に上回った。スティールは日清のTOBに応じるもようで、その場合には36億円の売却益を得るという。
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