2019年 8月 26日 (月)

長谷川洋三の産業ウォッチ
経営: 日立製作所社長の原点

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「社会インフラをイノベートするという小平浪平の創業者精神を今こそ発揮したい」――。

   日立製作所の古川一夫社長は、2007年3月25日午後4時からテレビ東京系全国ネットで放映する経済ドキュメンタリー番組「オンリーワンの原点」のインタビュービデオ収録で解説者の私にこう強調した。社長就任後初めての07年3月期決算は、連結最終赤字となる見通しで、単体の業績予想を下方修正するなど厳しい出足となった。それだけに丸太小屋で国産初の発電機を開発し、一国の枠を超えた雄大な思想で世界最高水準の総合電機メーカーを築いた創業者の心意気の必要を感じ取っている。

   古川社長は06年11月発表した「経営方針」で「独創と収益の経営」を推進し、「マーケット・インを貫き、利益の創出に徹する」ことを基本方針として掲げた。FIV(Future Inspiration Value)という独自の尺度に基づいて経営管理を徹底し、赤字が2年続くと事業部門に撤退を勧告するなど、収益性を重視した事業ポートフォリオを構築するとともに、パートナーやグループ会社とイノベーション創出に取り組んで安定的な高収益構造の確立を目指すことにした。

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