2020年 8月 13日 (木)

働く若い女性の「ヨガブーム」 「オシャレで痩せる」だけなのか

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   働く女性は、「ヨガ」が好きらしい。ひところ、オウム事件の影響もあり、悪いイメージが付きまとっていた。にもかかわらず、「ヨガブーム」は終わらず、今や「市民権」を得た感じさえある。「オシャレで痩せる」だけがブームの理由なのだろうか。

おケイコランキング1位が英語、2位がヨガ

ヨガについてさまざまな情報を提供するサイト「Yoga Room」
ヨガについてさまざまな情報を提供するサイト「Yoga Room」

   都内にある「岩盤浴ホットヨガ」というのに行ってみた。「岩盤浴」は、あたためられた「鉱石」の上に寝転び、ジワジワと汗を流すもの。「ホットヨガ」は室内の温度と湿度を上げてヨガを行うため、エクササイズ効果が高いとされている。女性の人気を集めるもの同士をかけ合わせたのが「岩盤浴ホットヨガ」というわけだ。

   若い女性を中心にスタジオ内は賑わっていた。室温30度、湿度70%の室内は、立っているだけでも汗がジワリとしてくる。「岩盤浴ホットヨガ」をすれば、当然汗は滝のように流れてくる。ある女性は、プログラムが終わると興奮気味にこんな話をしていた。

「こんなに汗をかいたのは生まれて初めて」

   運動不足気味の若い女性たちにとっては、それなりに効果があるようだ。

   「ヨガ」と聞くと、「宗教」を思い起こす人も多いかもしれない。「ヨガ」道場を開いた宗教団体が、一連の事件を起こし、ヨガは「なんだか怪しい」というイメージを植えつけてしまったからだ。

   しかしその後、02年には、大手フィットネスクラブが大々的なヨガキャンペーンを行い、フィットネス業界全体に「ヨガブーム」の火をつけた。同時期に、欧米で、ヨガを愛好する「セレブ」が増えたこともあって、日本のマスコミがさかんにオシャレで痩せる「ヨガ」として宣伝し、大ブームとなった。

   「ケイコとマナブ」(リクルート社発行)は、07年3月16日に、「06度人気おケイコランキング」として、20~34歳の働く女性にアンケート結果を発表した。これによると、2年連続で1位が英語、2位がヨガ・ピラティスだった。ピラティスとは、ヨガに似た動きをするエクササイズのことをいう。若い女性にはヨガの人気が高いのは間違いない。

スピリチュアルと、どこか重なり合う

   その理由はなにか。都内の大手フィットネスクラブ数店に聞いた。ヨガを行うプログラム数や、新規に利用する人は増えているといい、J-CASTニュースにその理由として、

「体脂肪が減った」 「肌がきれいになった」 「デトックス(女性誌などで最近紹介されている言葉。体内浄化、解毒という意味)を実感できるから」

   などを挙げた

   しかし、人気の原因は「身体的なもの」だけかというと、そうでもないようだ。背景に「精神的なもの」が見え隠れする。

   全国のヨガスタジオやヨガのさまざまな情報を掲載するサイト「Yoga Room」の「体験レポート」コーナーでは、

「日常目線で瞑想を深める。ラージャヨガで心の浄化」 「癒しを求める女性の駆け込み寺」

   といったヨガの精神面的な部分を重視する意見も多い。

   ヨガの本質は瞑想にあるのは否定できない。今流行のスピリチュアルと、どこか重なり合っているようだ。

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