2024年 4月 25日 (木)

セカンドライフ探検隊 かっこいい「アロハシャツ」を買ってみよう!

   「アロハシャツを買ってみよう」。記者はそう決意した。仮想3次元空間「セカンドライフ」をはじめたとき、記者は白いシャツにジーパンを着た少年をアバターに選んだ。そのままの姿でセカンドライフの世界をうろついていたが、頻繁にそっくりの外見をしたアバターに出くわす。初心者マークをつけたまま歩いているようで、気恥ずかしくなってきた。

   セカンドライフでは、アバターの服装はもちろん、顔形や体形に至るまでカスタマイズ可能だ。ただし時間とセンスが要求されるため、現実世界同様、店で販売しているものを買うのが手っ取り早い。しかし、ただカッコいい服を買うのでは芸がない――と考えた末、アロハシャツを探して買うというテーマを自らに課した。

リゾート地「Alohas島」に行ってみる

アロハシャツを購入した店中で記念撮影。満足感で胸いっぱいだ
専門ショップにはさまざまな種類のアロハシャツが売られている

   早速、セカンドライフ内の検索窓で「aloha」と打ち込むと、Alohasという島があることが判明。 ハワイをモチーフにしたと思われるリゾート地で、紹介文によるとショッピングモールもある。ここならアロハシャツが見つかりそうだ。テレポート機能で瞬間移動し、モールのエントランスに文字通り、降り立つ。このモールは二、三十のショップが入居する大規模なもの。洋服などのファッション関係が中心だが、リゾート地らしくアウトリガー付カヌーや別荘なども売っている。モールを一回りし、ムームーに似たドレスは発見したが、肝心のアロハシャツは見つからない。

   失意のまま外に出ると南国の日差しが強烈だ。Alohasにはビーチもあるという。ビーチといえばアロハシャツ――という目論見は外れ、普段着もしくは水着のアバターがいるばかり。長袖のジャケットでも暑さは感じないようだ。「どこかでアロハシャツを売ってないか」。数人に質問をしてみるが、空振りに終わる。

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