2021年 7月 31日 (土)

ボーナス商戦さえない? 売れているのは「お目当て品」だけ

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   ボーナス商戦がどうもさえない。薄型テレビなど出足好調な商品がないわけではないのだが、盛り上がりに欠ける。内閣府が2007年12月11日に発表した11月の消費動向調査に基づく景気の基調判断は「このところ悪化」。前月から2か月連続で下方修正した。「悪化」の表現は2003年3月以来、4年8か月ぶり。当時は金融不安がまだくすぶっていたころだ。先行きへの不安が消費者のサイフの紐を固くしているのか。

婦人服など客単価は下がりぎみ

三越・日本橋本店では客足は順調だという
三越・日本橋本店では客足は順調だという

   2億円の純金サンタクロースで話題を呼んだGINZA TANAKA(田中貴金属ジュエリー)は、12月25日までクリスマス・ジュエリー・フェアを展開中。12月10~12日には「逸品会」として高額商品を取り扱ったが、「結果は出ています」と売れ行きは悪くなかった様子。「純金サンタ」については「海外からも問い合わせがありますが、売れたかどうかはお話できません」とのことだった。

   三越・日本橋本店は例年に比べて客足もプラスという。11月中旬に展開したコートフェア。婦人の冬物コートの売れ筋はウール系6万円台。ダウンコートは3万円~10万円。おしりが隠れるくらいのミディアム丈が人気だそうだ。催事の効果が大きく、現在はメンズ・ファッション・フェアを展開中。ボーナス商戦のピークは来週末。「クリスマス直前の週末ですから」と、腕まくりする。

   ビックカメラは「06年が暖冬だったので単純には比較できませんが、夏冬1年を通じて使えるエアコンの売れ行きは悪くないですね」と話す。冬しか使えない石油ファンヒーターなどはここ数年エアコンに圧されて売れ行きも鈍いが、今年は原油高も加わって「ほとんど売れていません」という。

   薄型テレビの出足は好調。ハイビジョンレコーダーも人気で、ブルーレイディスクで15万円前後が売れ筋だという。

   こうしてみると、それなりの手応えがあるようにも思えるが、ある百貨店の関係者は「買うならコレっと、お目当ての商品を決めて買う傾向にあって、なにかひとつ買ったらそれで終わり、みたい」と話す。販売側が期待する、「もう一品」や「ついで」買いがないことが、「売れているという実感が、いまひとつない」ところとみている。「セールのときはいいが、セール以外の商品ははっきりしないし、婦人服などの客単価は微妙に下がっています」と、顔を曇らせる。

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