2019年 2月 21日 (木)

「値上げ」カップめんに大異変 PB躍進、日清、明星など落ち込み

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   食品の値上げが相次ぐ中、カップめん業界に異変が起こっているようだ。2008年に入り、ナショナルブランド(NB)の商品が値上げで売り上げが落ち込んでいるのに対し、小売り大手が展開しているプライベートブランド(PB)が大きく躍進しているようなのだ。「PBがNBを抜いた」というところもあり、業界を牽引してきたナショナルブランドは苦しい状況に追い込まれている。

「価格改定の影響はある」と認める

好調なPBのセブンプレミアム「しょうゆヌードル」
好調なPBのセブンプレミアム「しょうゆヌードル」

   2008年6月17日の日経新聞は、日経POSデータをもとに、値上げ前の売上高と08年5月の売上高を比較したデータを公表している。それによれば、日清食品の「カップヌードル」が52%減、明星食品の「一平ちゃん夜店の焼そば」が14%減、東洋水産の「マルちゃん赤いきつねうどん」が33%減、といった具合にナショナルブランドのカップめんの売上高が大きく減少している。

   日清食品は2008年1月に「カップヌードル」の価格を155円から15円値上げ、東洋水産も「マルちゃん赤いきつねうどん」を同じく155円から15円値上げした。めん製品の原材料となる小麦粉と、包装資材の原料となる石油製品の価格高騰の「ダブルパンチ」で、値上げが避けられない状況に追い込まれた。

   日清食品広報部はJ-CASTニュースに対して、「データは公表していないが、それ(日経POSデータの52%減というデータ)ほど大きく減少している事実はない」と説明する。その一方で、「売り上げが減少しているのは確かで、価格改定の影響はある」と話す。

「売価が上がってしまうので業界でも努力をしなくてはいけない状況。価格に見合った価値を感じて頂くために、メーカーのブランド力を活かして、エコカップの導入や簡便性を向上するような商品を提供していかなくてはいけない」(同社広報部)

   東洋水産は、値上げによる売り上げへの影響について「多少の影響はある。数字は公表していない」と述べるにとどまっている。

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