2019年 1月 16日 (水)

「価格比較サイト」絶好調 不景気反映、主婦や中高年男性も利用

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   クリスマスにお正月と、出費が重なる年末年始に、限られた予算で賢く買いたいという消費者が増えている。そんなことから、販売価格が一目で比べられる「価格比較サイト」の利用者が主婦や中高年男性を中心に増え、取扱い商品も、家電やオーディオといった定番から、ベビー用品、化粧品、スイーツへと広がっている。

「価格.com」は過去最大の伸び幅を記録

   矢野経済研究所が行った比較サイト市場の動向調査によると、市場規模(2008年度見込み)は245億6500万円で、前年に比べて27.4%増となっている。09年度はさらに拡大し、304億2000万円になると予測。Eコマース(電子商取引)を使った商品やサービスが年々増えて、比較サイトのニーズが高まっている。また、景気が悪化する中、「より良い商品をより安く手に入れたい」というユーザー心理も強まると考えられている。

   比較サイト市場は年々拡大している。2000年頃から複数の企業がサービスの提供を始め、04年から07年にかけて、新規参入がピークに達した。価格比較サイトは、ページ作成が容易なので比較的低コストで始められるうえ、コンテンツ連動広告やアフィリエイトを導入することで媒体収入を得られる、といったメリットがある。

   調査は08年9月~11月、比較サイト事業者16社に直接面談によるヒアリングで行った。

   「価格.com」はパソコン、カメラ、家電、ゲーム、ファッション、ビューティなど30ジャンル、約2800万点の価格を比較できる。運営するカカクコムの広報担当者は、こう語る。

「これまでも利用者は増加傾向にありましたが、この数か月は過去最大の伸び幅を記録しています。11月は前年同月と比べて4割ほど増えて、1500万人を超える勢いです」

   中でも伸びたのは「家電」で、利用者は前月より2割近く増える見込みだ。

「年末に向けた『ボーナス商戦』の影響がありますが、例年と比べても伸び幅が大きいですね。景気も悪いですし、限られた予算で、安く買いたいという消費者が増えているのではないでしょうか。利用者は30歳代以上が8割を超えて、主婦や中高年男性にも広がっています」
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