2018年 7月 24日 (火)

高速で時速200キロ 「速さ自慢」がはびこる理由 

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   東名高速道路を時速191キロで走ったとして2009年2月23日、19歳の少年が静岡県警に逮捕された。県警高速隊は「91キロオーバーという数字はみたことがない」としているが、それを凌駕するドライバーが数多くいるようだ。日本の車は時速180キロ以上出せないはずなのに、どうしてなのか。

リミッターを改造している

   逮捕された少年は08年12月に、東名高速道路上り線を時速191キロで走っていたところを自動速度取り締まり装置に記録され、ナンバープレートと顔を特定された。高速隊は「車のリミッター(速度抑制装置)を改造している可能性がある」として強制捜査に踏み切ったという。

   ネット上には、それを上回る速度で車を走行させていると見られるカキコミや動画も見られる。「200オーバーの巡行は当たり前。首都高湾岸線の東京港トンネルで284キロまで出したな」「250は余裕だった」(2ちゃんねる)。また、動画サイト「Youtube」にも、「速度自慢」と見られる動画がいくつも上がっている。

   そもそも国産自動車には、業界の自主規制で、普通車だと時速180キロ以上は出せないよう、スピードリミッターが設置されている。しかし、外国車にはリミッターがついていないものも多く、またリミッターを解除するキットも簡単に入手できる。

リミッター解除キットは1万円を切る値段?

   以前「走り屋」をしていたという男性に話を聞いた。

   リミッターの解除キットは、競技車用のものがインターネットなどで「1万円を切る値段で簡単に入手できる」。「車の知識がなくても誰でも設定できる簡単なもの」なのだそうだ。車種については、「最近は日本車のほうが速く、計算上は時速400キロ以上出る車もある」。19歳の少年が捕まった自動速度取り締まり装置に関しては、「(走り屋は)走る場所が決まっているので、装置の場所を覚えていて、直前で減速する」そうだ。

   ちなみにこの男性は、時速200キロ前半では「タバコに火をつけるくらいの余裕はある」が、時速250キロを超えると「びびって逆に冷静になる」と話していた。

   警察庁の調べによると、2008年に最高速度を「50キロ以上」超過した違反件数は3万1334件。また、違反点数は12点付加され、6か月以下の懲役(過失の場合は3か月以下の禁錮)又は10万円以下の罰金が課せられるという。 

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