2019年 3月 24日 (日)

海外で人気の日本産ウイスキー 国内でも若者に復活の兆し

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   日本のウイスキーが海外で脚光を浴びている。2008年の輸出量はニッカが前年比43%増、サントリー12%増と健闘した。一方、ビールや安い発泡酒に押され気味の国内でも、復権の兆しが見えてきた。サントリーは若い女性に向けた企画を強化するなど、ウイスキー再建は若者を取り込めるかにかかっている。

輸出量はニッカ前年比43%増、サントリー12%増

   ニッカの08年ウイスキー輸出量は前年比43%増の2万2000ケース(1ケースは700ミリリットル入り12本分)で、欧州を中心に大きく伸びた。

   07年から3年連続で、同社のウイスキーが英専門誌主催コンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で世界最優秀賞を受賞したことが、評価されたらしい。「竹鶴21年ピュアモルト」が07年と09年にブレンデッドモルトウイスキー部門で受賞、08年には「シングルモルト余市1987年」がシングルモルトウイスキー部門で受賞した。

   海外で脚光を浴びるようになった理由について、広報担当者は、

「昔ながらの日本独自の製法を守りつつ、原酒造りとブレンド技術にさらなる磨きをかけています。特別なことをしたというよりは、日々の積み重ねが少しずつ評価されるようになったのでしょう」

とみている。

   サントリーが発売する「山崎18年」「山崎12年」も09年3月、米業界誌主催のコンテスト「SWSC」で最優秀金賞を受賞した。山崎ブランドは03年に英コンペ「ISC」で金賞を受賞して以来、05年、06年、07年と連続して海外酒類コンペで表彰されている。海外での知名度が上がるにつれて輸出量も伸び、08年は前年比12%増の9万1000ケース、そのうち山崎は同80%増の1万8000ケースに増えた。

   ビールや安い発泡酒、第3のビールに押され気味の国内でも、復権の兆しが見えてきた。07年まで年々縮小していた国産ウイスキー市場は、08年の国内出荷量が前年比100.1%の723万ケースと水面上に顔を出した。

   ニッカでは「ブラックニッカクリアブレンド」を始めとする家庭用の需要が伸び、08年国内出荷量は前年比7%増の185万ケースだった。

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