2019年 9月 23日 (月)

ネットでタミフル高値売買 「個人輸入代行」摘発の可能性も

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   新型インフルエンザの国内感染者が増加しているのを受け、インターネット上では治療薬「タミフル」が高値で取り引きされている。多くが海外から輸入した「国内未承認薬」で、こうした薬をネットで扱うと、薬事法に抵触する可能性があり、厚労省も「違反が見つかれば指導していく」としている。

薬価の2~4倍

   インターネットで「タミフル 購入」と検索すると、大量のサイトがヒットする。そのほとんどが「個人輸入代行」の業者サイトで、タミフルが「リトアニア版 10錠8300円」「スイス製の純正品 10錠1万2000円」といった価格で販売されている。正規の薬価は10錠で3091円なので、2~4倍だ。ある業者は「一週間ほど前から問い合わせが殺到しています。タミフルだけでなく、リレンザも売れますね」と話す。

   また、別の業者は、

「業界全体でタミフルが手に入りにくくなっています」

と明かす。

   当初は、多くの輸入代行業者がスイス製タミフルを取り扱っていたが、新型インフルエンザが確認された2009年4月末から入手困難となり米国製に移行。その後、米国製も難しくなったため、現在はトルコ製やリトアニア製が主流だという。リトアニア製は輸送費等がかかるためか、スイス製より1~2割高くなっているとのことだ。

   だが、こうした業者は薬事法に違反する可能性もある。現在、国内の輸入販売元として国から承認されているのは中外製薬のみ。それ以外の薬は「未承認薬」となる。厚労省の担当者によると、「個人輸入」や「輸入代行」行為自体は違法ではないが、

「未承認薬を『広告』することは薬事法違反となります」

という。

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