2024年 5月 4日 (土)

女性記者に「ストーカーで訴えてやる」 東国原知事ブチ切れの「一部始終」

「それでですね、気軽に話しかけてこないでください」

   さらに、記者が、

   「意味が分からないんですけど。全然」

   知事:「言葉で分かりませんか?つけないでください、私を。後をつけて走ったりしないでください。それでですね、気軽に話しかけてこないでください。約束してください。そうすれば正式な場で質問にお答えします」

   記者:「それで続きなんですけども、時間がないんで」

   知事:「時間がないんですよ。別に作りましょうか?あなたがそんな訳の分からない質問をずっと続けているから他の(記者の)方に(質問の順番が)回らないんですよ。答えたじゃないですか。お答えしました。私なりにお答えしました。他の(記者の)方に回して頂けますか?」

   以上で東国原知事と朝日新聞の女性記者とのやり取りが一旦終了した。

   知事と記者とのこれまでの関係がどうなのかが分からないと、なんともいえない意味不明な質疑応答だが、知事と朝日新聞の「バトル」は以前にもあった。知事は08年10月19日のブログで、

   「昨日の在京県人会や移住セミナーで朝日新聞・宮崎版のK記者の悪意性・私見性・恣意性に満ちた記事・論調について、疑義を述べさせて頂いた」

   と書いた。さらに知事はその記者について

   「その社風とか言う前に、元々ああいう性質の人間性なのだろうと思う。ああいう人間が社会にいることが残念で、その中で仕事をしなければならない自分の境遇を憂い、寂しく思う」

   と痛烈に批判した。事の発端は朝日新聞の08年10月18日の記事。記事には知事の次期衆院選出馬をめぐる言動について、

   「複数の県議が『すでにオオカミ少年状態』と断じているのも事実だ。知事も含めた一連の迷走と混乱が有権者に印象づけたのは、『政治家』の言葉の軽さだけだった」

   と書いたことだ。08年10月21日の定例記者会見で「朝日の記者への個人攻撃だったように思える」という質問が記者からされると、知事は、

   「その方の取材方法を1年何か月近く見て、人間として、取材の仕方、論調(に問題がある)一行ずつその人(記者)と話をさせていただいて良いくらいだ」

   などと語っていた。

   この時、ネット上には朝日新聞批判と知事を支持、応援する書き込みが多く出ていたが、今回の朝日新聞記者との「騒動」については、「記者からの無意味な質問で切れなかった政治家は存在しない」といったものもあるが、

   「東もキレるようになったら、追い詰められた証拠」

   「記者は夜討ち朝駆けが仕事だろうに。 総理になったらこんなもんじゃないんだぜ。人間の醜い部分が丸出し」

   「小さいよ、東、人間が小さい。麻生、安倍といい、人間が小さいのが多いね。すぐ噛み付くしかないような奴」

   といった知事を批判する声が多いようだ。

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