2019年 9月 23日 (月)

「カタログ」から「ネット」にシフト 通販大手「アイフォーン」も活用 

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カタログの延長上では勝ち抜けない

   日本通信販売協会(JDMA)によると、通販市場規模は年々拡大していて、2007年は3兆8800億円と前年に比べて5%以上の伸びだった。08年の各社の売上高をみると不況のあおりは受けているが、対前年比2ケタ減という百貨店ほどの落ち込みはみられない。

   若い女性向け衣料の通販に力を入れているニッセン。通販事業の単体売上高は09 年1月が対前年同月比100.5%、2月同比98.3%、3月同比97.1%、4月同比102.4%、5月同比98.1%と、やや苦戦気味だ。

   ところが、ネット経由は伸びていて、09年1月が対前年同月比111.9%、2月同比111.8%、3月同比114.1%、4月同比116.3%、5月同比110.7%だった。

   衣料品から家具、インテリア、コスメ、グルメまで幅広く扱っているセシールも、ネット受注金額が07年は197億円だったのが、08年は210億円に増えた。

「ネットはカタログ制作のコストがかからない上に、商品を入荷したらすぐにサイトにアップできるというメリットがあるので、強化しています」(広報担当者)

   今後はカタログ中心からネットにシフトしていくほか、テレビショッピングも試験的に行っている。

   パソコンの普及によって、「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」のようなポータルのショッピングサイトや価格比較サイトなどが出てきて、電子商取引(EC)が盛んに行われるようになった。カタログを主としてきた大手通販会社も、この流れを無視できずネット通販に参入せざるを得なかったようだ。

   ただ、ネットを強化しているとはいえ、カタログの延長上でサービスを行っているのが現状だ。

   前出の千趣会中山部長は、

「10年前からネット通販に力を入れてきましたが、その間にもネットを主とした通販が出てきて、機能もどんどん進化しています。そのなかで勝ち抜いていくには、他社にない独自性を出さなければなりません」

と話している。

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