2018年 7月 23日 (月)

「金沢カレー」の人気急上昇 ダントツ「壱番屋」を追う

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   「カレーハウスCoCo壱番屋」は国内外に1200店舗以上を展開し、「カレーの王様」「カレーショップC&C」など数あるカレーチェーンの中でトップを走る。海外を強化する方針で、米西海岸や香港にも数十店規模で出店することも発表している。

   そんな中、石川・金沢発のカレーチェーン「ゴーゴーカレー」の人気が都内で急上昇している。金沢市内の自社工場で作っているルーが「クセになる味」らしく、30歳代の男性を中心にうけている。

壱番屋に比べるとどこのチェーンも規模は小さい

ゴーゴーカレーの金沢カレー。上には大きなカツが乗っている
ゴーゴーカレーの金沢カレー。上には大きなカツが乗っている

   壱番屋は「カレーハウスCoCo壱番屋」を国内1177店、海外30店展開している(2009年9月現在)。10月19日には米国西海岸と香港に新たに出店すると発表した。同社はハウス食品の持分法適用関連会社で、ハウス食品と共同で現地子会社を設立する。アジア系が多く住んでいる米国西海岸に5年間で20店、香港に4年間で10店舗の出店を目指す。

   国内のカレーチェーンは、エスビー食品の完全子会社、エスビー・カレーの王様が展開する「カレーの王様」が都内中心に11店舗、コーヒーチェーン「ドトールコーヒー」を展開するレストラン京王の「カレーショップC&C」が京王線沿線に21店舗出店している。三菱商事の社内ベンチャー企業、スマイルズが運営する「トーキョールー」は関東圏に7店舗ある。ほかにもチェーン展開しているカレー専門店があるが、いずれも壱番屋に比べたら規模が小さく、壱番屋が断然トップというのが現状だ。

   ところが、ここにきて首位の壱番屋を猛追し始めたチェーンがある。国内外30店舗を展開する金沢発の「ゴーゴーカレー」だ。

ドロっとした濃厚なルーにカツとキャベツ

   「ゴーゴーカレー」の基本メニューは、「金沢カレー」。特徴的なのは、ドロっとした濃厚なルー。カレーの上にカツを乗せて、ソースをかけて食べる。つけあわせはキャベツの千切り。ステンレスの皿に盛り、フォークで食べるのが正しい食べ方だそうだ。

   ゴーゴーカレーグループのマーケティング担当者は、

「サブプライムローンで景気が悪化した08年秋から、全店舗で前年対比の売り上げが伸びています」

と好調ぶりを明かす。

   顕著なのが東京・新宿と秋葉原の店舗だ。全18席の新宿総本店は、1カ月の売上げが1000万円を超えているし、全16席の秋葉原店1号店は8月と9月は1300~1400万円だった。08年末にオープンした秋葉原中央通店(21席)も好調だ。

   平均客単価は750~800円。値段は他のカレーチェーンと大して変わらず、安くもないのに不景気下で客足が伸びている理由は何なのか。

   すると前出のマーケティング担当者は、

「クセになる味で、一度食べるとリピートするお客様が多いからでしょう。30歳代男性を中心にリピーターが多く、うちはそれで成り立っているとも言えます。オリジナルの特製ルーは金沢市内の自社工場で作っていて、全国の店舗と一部海外に発送しています。カレーに乗せるカツも手作りです。また、毎月5のつく日に配っている最大200円分のトッピングが無料でつけられる券は、回収率が高く、人気に一役買っていそうです」

といっている。

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