2024年 5月 2日 (木)

エンゼルス松井応援ツアー JTB、近ツー、HIS発売へ

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   MLB松井秀喜選手(35)がニューヨーク・ヤンキースからロサンゼルス・エンゼルスに移籍した。旅行業界もさっそく、野球観戦ツアーを検討し始めている。チーム本拠地アナハイムの近くにはディズニーランドもあり、野球観戦とあわせたプランもありそうだ。

   松井選手の入団会見は2009年12月16日開かれた。会見で松井選手は、ヤンキースの慣れ親しんだピンストライプのユニホームから一転、エンゼルスのチームカラー「赤」に身を包んだ。チームの本拠地は、ロサンゼルスから車を1時間ほど走らせたアナハイムにある。温暖な気候だ。膝に不安を抱える松井選手にとっては、快適なプレーが出来るかもしれない。

イチロー、マツイ対決見たい

   そんな中、松井選手の移籍には観光業界も期待を寄せている。ロサンゼルスには日本企業も多いことや、日本人メジャー挑戦のパイオニアだった野茂英雄投手がロサンゼルス・ドジャースに在籍した1995年には、日本人観光客で大盛り上がりだった前例がある。しかも、エンゼルスが所属するア・リーグ西地区は、イチロー選手のシアトル・マリナーズと同一地区だ。2人の日本人対決は必然的に以前よりも増える。

   旅行会社の反応はどうか。JTBは「スケジュールが決まり次第、企画を進めていきたい」と話す。発売は年明け以降となる見込みだ。近畿日本ツーリストも「検討段階です。4月の開幕にあわせて、企画を進めていきたい。野球観戦だけのツアーにするのか、観光とセットにしたツアーにするのか、魅力的な商品を考えたい」と意欲を見せる。

野手の方が投手よりもツアーは組みやすい

「ロサンゼルスは観光地として優れた場所。野球観戦が目当てという人だけでなく、旅行者が目的の一つに野球を観にいくという具合に、広がりがあるプランが考えられそうです」

   一方、H.I.S.も「当然企画する予定だ」と話す。エンゼルスには、現・野球解説者の長谷川滋利投手(1997年~2001年)以来、日本人選手は在籍していなかった。松井選手の加入で、相当数の観戦者が増えることを見込んでいる。

   「もちろん選手の体あってのことですが、毎試合出場の可能性がある野手の方が投手よりもツアーは組みやすいですし、お客さんも選びやすいのではないでしょうか」。また、本拠地アナハイムの近くにはディズニーランドがあり、野球観戦とディズニーランド観光を組み合わせた商品にも魅力を感じているという。

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