外食産業「ネット通販」に活路 レストランの味を家庭にも

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宅配専門サイトも好調

   できあいの総菜などを店で買って家で食べる「中食」志向が強まり、店に電話をしなくても料理を注文できる宅配専門サイト「出前館」は会員が増えて、10年1月末時点で300万人を突破した。運営している夢の街創造委員会によると「中食」の需要が増加し、とりわけデリバリー市場は年間約6%成長している。

   この「出前館」を通じて配達を始めたのは、ファーストフード店「フレッシュネスバーガー」だ。09年夏に5店舗からスタートしたところ、売上げが4割増えた店があったことから12月1日に45店舗を追加した。その後も実施店舗を増やし、10年2月時点で全店の3分の1弱にあたる54店舗でデリバリーを行っている。広報担当者は、「消費者の中食志向が強まっているので、需要がある地域では宅配実施店を増やしていく」と話している。

   日本フードサービス協会によると、09年1~12月の外食産業の年間売上高は前年比 98.5% にとどまった。業態別ではファーストフードが102.5%と比較的好調だったが、ファミリーレストランは95.3%、パブ・居酒屋は94.2%、ディナーレストランは92.1%、喫茶は94.9%となった。外食産業が苦戦する一方で、ネット通販は好調だ。野村総合研究所によると09年度の消費者向けEC市場規模は6兆5744億円で、10年度はさらに拡大して7兆6636億円に、14年度は11兆9573億円になると推測している。

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