2019年 3月 25日 (月)

オールドファンに支えられ59年間 上野の名物ピンク映画館閉館

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   東京・上野の名物ピンク映画館「上野オークラ劇場」が2010年8月上旬、59年の歴史に幕を一旦閉じる。そして、現在の建物の約20メートル先でバリアフリーの新ピンク映画館として生まれ変わる。

   上野オークラ劇場は、1951年ごろ、東映の封切館「上野公楽座」として誕生した。現在の建物は当時のもので、「昭和の味を色濃く残す」(同劇場)存在となっている。

ピンク映画第1号「肉体の市場」を上映

   同劇場によると、日本製ピンク映画第1号とされる「肉体の市場」を62年に上映し、ピンク映画館としての歴史が始まった。

   「今でもオールドファンの方々が多くご来場頂き、中には車いすや杖をついたお客さんもいます」。同劇場によると、今でも週替わりで3本のピンク映画を上映しており、1週間に約2000人が訪れているという。

   1970年代にピークを迎えたピンク映画人気は、ビデオやDVDの浸透などで衰え、ピンク映画館数は下降傾向を続けている。業界関係者によると、人気のピーク時は全国で約300館あったピンク映画館は、今では70館か80館程度まで減少しているという。そんな中、同劇場は「日本製ピンク第1号上映」の頃からのオールドファンが根付き、支えられてきた形だ。

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