2019年 12月 15日 (日)

日本の電子書籍市場は消耗戦 ハード、サービスともに乱立気味

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   ソニーは2010年12月10日に電子書籍専用端末「リーダー」の日本版を発売する。2004年に「リブリエ」と名付けた端末を投入しながらも3年ほどで撤退して以来の再参入。

   今回は米アップルの「iPad」などが市場を賑わせる中、米欧での成功体験を引っ提げ、満を持しての「真打ち」登場だ。ただ、ここにきて国内ではハード、配信サービスともに乱立気味で、限られた読者を奪い合う消耗戦に陥る可能性もある。

ソニー端末はパソコン経由で「書物」をダウンロード

   「リーダー」はインターネットにつなげてパソコンのように使えるiPadや、シャープが12月に発売する「ガラパゴス」などの「多機能型」と違い、米アマゾンの「キンドル」とともに「電子書籍専用端末」と呼ばれる。

   とりわけ日本版の「リーダー」はキンドルに備わっている通信機能すらなく、パソコン経由で「書物」をダウンロードするスタイル。当然、本体は軽く、価格も安い「身軽」な機器と言える。「文庫本と同じサイズ」が売り物の5型は155グラムで2万円。iPadの680グラム、4万8800円に比べれば差は歴然としている。それでもリーダーには1400冊を保存できるというから「本棚をポケットに入れて持ち歩く」というのも大げさな宣伝文句ではない。

   2010年は電子書籍元年と言われるだけあって、国内でも数少ない成長分野に乗り遅れまいと市場参入が相次ぐ。韓国サムスン電子が、NTTドコモから11月26日に「ギャラクシーTab」を発売したのに続き、シャープはガラパゴスを「リーダー」と同じ12月10日に発売し、NECも「スマーティア」を12月6日に発売。富士通も2011年には投入したい考え。

   東芝は既に電子書籍を読めるミニノートPCは発売している。かつてソニーとともに発売・撤退した経験を持つパナソニックは今のところ表立ってアナウンスしていないが、多機能型を軸に検討している模様だ。

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