2024年 4月 25日 (木)

「大桃・麻木」不倫騒動で注目 「40代女子」はキレイ!

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   タレント大桃美代子さん(45)のツイッター上に、「元夫」とタレント麻木久仁子さん(48)との「不倫」が書き込まれ話題となっている。2人とも「知性派美女」として知られ、「美熟女バトル」と見出しをつけたスポーツ紙もある。不倫の真偽はともかく、今回の騒動で「最近の日本の40代女性はキレイになった」ということにあらためて注目が集まる形となっている。

   2010年12月21日朝の情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)は、大桃さんと麻木さんの話題をトップ扱いで報じた。また21日付サンケイスポーツは「ツイッターで美熟女バトル!?」などと伝えた。

「(今)最も勢いのあるのが『40代女子』」

話題の発端となったツイッター書き込み
話題の発端となったツイッター書き込み

   「不倫」指摘が書き込まれたのは、大桃さんの本物のツイッターページだが、パスワードなどを知っていれば本人以外も書き込み・削除ができるため(21日朝に一部削除された)、大桃さん事務所は「確認中」で、麻木さん事務所は「記述者不明ではコメントしようがない」という趣旨の話をしている。大桃さんは09年秋に、麻木さんは06年春にそれぞれ離婚していたことが明らかになっている。

   2人に近い年齢の「色恋沙汰」では、最近では例えば、カリスマ主婦モデル、冨田リカさん(48)をめぐる話題があった。10年夏、俳優の萩原健一さんとの交際報道(ほどなく当人たちが認める)と前夫との離婚発表の時期が重なり、様々な憶測を呼んだ。元夫の永瀬正敏さんと夫婦役を演じる映画が11年に公開される小泉今日子さん(44)は、06年に「男性アイドルと20歳差熱愛」と写真週刊誌に報じられるなどしていた。

   また、「熱愛」とは異なるが、「インテリジェント・セックス」などの著書もある杉本彩さん(42)は、離婚後も積極的に女性美の追求や恋愛・性などについて発言している。

   「キレイな40代女性」「恋などにも熱心な40代女性」は、何も芸能界だけの話ではないようだ。「(今)最も勢いのあるのが『40代女子』」――10年12月10日配信の毎日新聞記事「発信箱」で、10月創刊の雑誌「GLOW」(宝島社)の編集長の言葉を紹介している。同雑誌は、「ツヤっと輝く 40代女子力」に焦点をあてている。出版界が苦境の中、同誌は初版30万部を完売するなど注目を集めた。

   30~40代の女性をターゲットにして12月中旬に始まった情報サイト「東京バーゲンマニア」の八巻淳編集長は、

「今の40代女性は、年齢を重ねることでにじみ出る女性の美しさ、魅力に初めて気付いた世代ではないでしょうか。小売業界や美容業界も、彼女たちに振り向いてもらおうと、お得なサービスを多く提供するようになっています」

と話している。

「夫以外の男性ともう一花」

   「40代」は下の若い世代からも関心を集めているようだ。「私もそんな40代になりたいなー」。仙台市内のプライベートエステサロン「Salon de Prier」の12月2日のブログは、「最近の40代」と題して感想を書いている。「今と昔の『40代』のイメージは、本当に変わったなーと思う」。自身が美容関係の仕事をしているため、多くの女性をみてきているという立場から見ても、最近の40代女性について「年齢を重ねて皆キレイ」「それは、年々思うこと」としている。

   ほかのブログでも、一昔前の40代はオバサンという言葉がぴったりだったが、最近はきれいな人が増えたといった感想が書かれているものもある。

   日本の40代女性はいつごろから「美や恋・性の追及」を本格化させたのだろうか。「40代をいちばん素敵に美しく過ごすコツ」(アスペクト)の著者で作家・エッセイストの横森理香さん(47)にきいてみた。

   横森さんは、30代後半から40代前半を主な対象に光文社が02年、雑誌「STORY」を出したころから大きく状況が変化してきた、とみる。ファッションだけでなく、しわや肌対策を意識した美容など、「女を捨てない」「夫以外の男性ともう一花」を「裏テーマ」にした情報に高い関心が集まり実践する人が増えてきたという。

   勿論、男性目線は意識せず自分のためにキレイでいたいという人もいるし、精神的なことに重きを置く「派」もある。そもそも「夫以外の~」という女性も、気持ちの持ち方の話で、浮気を実行するしないは別問題だ。

   ほかにも、一般的には金銭的に余裕がある人が少なくない世代だったり、「本当は更年期を気にすることはないのに、更年期前に女性としてもう一花、という意識を持つ人」がいたりすることも一因のようだ。

   ちなみに、「美熟女」という表現については、横森さんは「少し淫靡な響きがして、女性は喜ばないですね」と話していた。

姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中