2018年 9月 19日 (水)

AKB48新曲のセンターは前田敦子 「総選挙何のためだった」ファンが反発

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   国民的アイドルグループ「AKB48」の新曲「桜の木になろう」が2011年2月16日に発売される。ところが、曲のセンターポジションは前田敦子(19)さんに決まったため、ネットでは「センターは総選挙で勝った大島優子のはずだろ?」といった疑問と怒りの声が出ている。

   AKB48は人気投票「AKB48総選挙」を開催し、2009年は前田さんが1位を獲得、「不動のセンター」と言われるまでになった。2010年6月に行われた「総選挙」では大島さんがトップ。ファンの中には、前田さんのように、次の総選挙まで大島さんがずっとセンターだと思っている人がいて、こんな騒ぎになった。

「あんなに騒いでそれはないわ」

   新曲のセンターが前田さんという事を知ったファン達は、ネットの掲示板やブログに、

「選挙負けてもセンターになれるの? 意味なくね?」
「総選挙の結果って一曲だけのものなのか?あんなに騒いでそれはないわ」
「あれだけ騒いで選挙しても結局前田センターに戻るんだから、もう選挙なんてやめちまえよ」

   などと怒りのメッセージを書き込んだ。大島さんのために大金を注ぎ込んでCDを買ったファンを哀れむ声も出た。

   結成以来2回目となる総選挙は10年6月に行われた。研修生を含む104人の中から次の新曲「ヘビーローテーション」を歌うメンバー21人を決める企画で、得票数が一番多かった人がセンターになる。投票結果によって今後メンバーの「AKB48」内での処遇が変わると考え、ファンはお気に入りのメンバーの順位を上げるために奔走。投票権の付いたCDを何百枚も買ったファンもいた。

   結果、1位から40位までに約38万票投じられ、「万年2位」と言われた大島さんが「絶対的センター」の前田さんに597票差の3万1448票で競り勝った。ファンやメディアは、これをトップ交代だと受け止めた。前田さんも授賞式で、昨年1位が2位になった結果について

「AKBを引っ張っていかなければいけない立場だったが、私にはうまくできなかった。リベンジしたい」
と語った。大島さんは壇上で涙を流しながら会場に向かって
「私の背中を押してくれとは言いません。ついて来てください。AKB48がトップでアイドルグループとして輝いていけるように務めます」

   と「新リーダー」としての抱負を述べた。

「総選挙は1曲だけのメンバー選出で開催」

   10年8月に発売された「ヘビーローテーション」では大島さんが初のセンターに。次の「Beginner」は大島さん、前田さん、篠田麻里子さんなどが別々にセンターを務める6パターンが作られた。2010年12月に発売された「チャンスの順番」は、10年9月21日の「シングル選抜じゃんけん大会」で勝ち残った運のいい16人が選抜メンバーとなり、優勝した内田眞由美さん(17)がセンターになった。今回の新曲「桜の木になろう」は、「じゃんけん大会」のような仕組みがなかったため、大島さんがセンターになると信じた人が多かったようだ。

   今回の曲はなぜ大島さんがセンターではないのか。「AKB48」の所属事務所AKSに聞いてみたところ、

「昨年の総選挙はあくまで新曲『ヘビーローテーション』のメンバーを選出するための企画です」

という答が返ってきた。つまり一曲だけの話で、その後センターを誰が務めるかは曲のイメージなどを考慮し、適宜に決めているということだった。

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