2024年 5月 4日 (土)

「餃子の王将」息切れ 売上高、客数も減少

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餃子をはじめ持ち帰りメニューも少なくない

   外食産業の1月の売上高をみると、マクドナルドやモスバーガーサービス、牛丼の吉野家や「すき家」を展開するゼンショーなどのファストフードが好調だったものの、ファミリーレストランは苦戦した。大雪や寒さなどで外出機会が減ったことが影響したとみられる。

   外食産業を取り巻く環境は、景気低迷による節約志向による低価格化と「内食化」があるが、1月は天候悪化の影響で「内食化」が顕著に現れた。

   「餃子の王将」は、その場でつくって出来たてを味わってもらう中華料理レストランではあるが、餃子をはじめ、炒飯や鳥の唐揚げ、八宝菜などは持ち帰りメニューも少なくない。いわば、ファストフードとファミリーレストランの中間に位置付けられる店づくりといえる。

   王将フードは、「全店で持ち帰りはできるが、立地などのよってニーズが異なるので、力の入れ具合は各店に任せている」と話す。これまでは他のファミリーレストランやファストフードとの差別化戦略が奏功してきた。「日常食としての中華料理をアピールするだけ」というが、今後がどうなるか注目される。

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