2024年 4月 16日 (火)

「30キロ退避は妥当だが絶対ではない」 原発の放射線被害、米国の専門医師が見解

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基準値見直しは専門家の勧告で

   日本は諸外国に比べると、水や食品の放射線への基準が厳しい。「事故がない時は厳しいほうが良く見えるが、事故が起こると現実的でなくなる」とゲールさんはいう。政府が簡単に基準値を変えると国民の信用を失うことから、専門家が勧告すべきで、国民には安全であることを理解してもらう努力が必要だ、と提言した。

   ゲールさんは「米スリーマイル原発は原子炉を解体したが、チェルノブイリは石棺にした。福島原発はどうするか現段階では不明だが、事態は数カ月で収束するのではないか」と見通しを述べた。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

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