2018年 7月 24日 (火)

東京ディズニーランド「節電」に努力 照明や演出抑え、空調温度も調整

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   東日本大震災の影響で休園していた東京ディズニーランド(TDL)が2011年4月15日、約1か月ぶりに営業を再開した。

   8時の開園間近となって入場口の向こうにミッキーやミニーらディズニーキャラクターが勢揃いすると、「ミッキー会いたかったよー」と声が上がった。園内へ入ると、いつもとほぼ変わらない「夢の国」の姿があった。

パレードの電飾には充電式のバッテリー使用

ミニーとの再会に涙するファンも
ミニーとの再会に涙するファンも

   ただ、ところどころで節電への努力が見られたことが以前とは違った。屋内外の照明をはじめ、噴水、滝などの演出が極力抑えられ、空調の温度も調整されていた。宇宙と未来の世界である「トゥモローランド」エリア内のエスカレーターも運転されていなかった。

   運営のオリエンタルランドによれば、あくまで「ゲストの安全確保」や「ゲストの体験価値のキープ」が最優先で、照明や演出など一部で節電が実施されるが、アトラクション自体に特に影響はない。

   当面、18時までの営業のため、夜のパレードや花火は行われないが、イースターの特別イベントに合わせたパレード「ディズニー・イースターワンダーランド」は実施される。パレードの電飾には充電式のバッテリーが使用され、電力需要の低い深夜帯を活用して充電が行われるという。同社は新しい自家発電設備の導入も検討しているところだ。

   園内を歩くと、入り口付近「ワールドバザール」内のショップ、各エリアのレストランなどで電球が消され、一部で暗い場所も見られたが、来園者は特に気にせずに買い物や飲食を楽しんでいる様子だった。もっとも、トイレのハンドドライヤー以外に「節電」をうたう表示は見当たらず、節電自体に気が付かない人も多そうだ。

   スタッフは腕にチャリティーのリストバンドを付けていたが、こちらは22日から来園者にも販売される。

ミッキー&ミニーとの再会に泣き出す

ショップでは照明が抑えられていた
ショップでは照明が抑えられていた

   15日は開園してすぐに、入り口付近ではミッキーとミニーが写真撮影のためにスタンバイしていた。どちらもすぐに行列ができ、熱狂的なファンはメッセージカードを渡したり、プロが使うようなカメラを向けたりしていた。中にはよほど心待ちにしていたのか、ミッキーやミニーと抱き合った後に泣き出すファンもいて、各キャラが明るく慰めていた。

   この日は新アトラクション「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」が始まったほか、イースターの特別イベントも開催された。シンデレラ城の中も外もすぐに人でいっぱいとなり、パーク内の道は、パレードを良い場所で見ようと場所取りをする人たちで道が塞がっていった。

   地震前のディズニーランドと何ら変わりがなかったが、大地震の影響で一部が損壊した「ビッグサンダー・マウンテン」は現在改装中だ。

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