「新たな作業必要」と指摘も
東電の事故収束に向けた工程表上は、4号機については、「ステップ1」(3か月程度)として、「プール底部に支持構造物を設置」となっている。耐震強度を補強するためだ。また4号機を含む燃料プール全体としては、「ステップ2」(3~6か月程度)で「熱交換機の設置による冷却」、「中期的課題」(ステップ2以降)で「燃料の取り出し」と書いている。
4号機プール水漏れ問題の工程表作業への影響について、4月27日付朝刊の毎日新聞は、「今後、新たな作業が必要になり、事故収束に向けた工程表に影響する恐れがある」と指摘している。