2019年 6月 19日 (水)

露骨な学歴差別なのか キヤノンの大学別新卒説明会

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   キヤノンの新卒採用説明会が、「学歴差別を露骨に打ち出しているのでは」とネットで論議になっている。

   話題になっているのは、2012年度入社の新卒事務採用(夏期)説明会のインターネット予約受付画面。ネットにアップロードされたキャプチャー画像では、「事務系(東京大学の方)」「事務系(一橋大学の方)」といった具合に、有名上位大学の名が明記された予約枠が並んでいる。

「なんで千葉大、筑波大の枠がないのか」

ネットにアップされた説明会予約画面の一部
ネットにアップされた説明会予約画面の一部

   たとえば、11年7月28日11時の東京開催の説明会は、東大、東京外語大、横浜国立大、早大、慶大、上智大の学生限定。翌29日の東京会場は10時と11時の回が、それぞれ早大、慶大、明大、青学大、立教大、中央大の学生が対象だ。

   大学名のない学生は、「事務系」とだけ記されたフリーの予約枠に応募するしかない。29日の東京会場は、13時と14時の回はフリーの枠となっているが、受付画面の画像を見たところすでに「満席」。これ以外の、指定大学別の枠はまだ余裕があるようで、フリーの枠に予約が殺到したことが分かる。

   新卒の採用活動は、学生が企業のHPにアクセスして自分の名前と大学を登録、企業から学生あてに説明会の日程がメールで届く、というのが一般的。その場合、個別の大学ごとに説明会が開かれるのは決して珍しくない。いわゆる会社主催の「OB訪問会」だが、他大学の学生には日程がわからないようになっている。今回のようにすべての学生に、ほかの大学の「枠」をはっきりと見せるケースはまれだ。

   画面を見たネットユーザーからは、「学歴フィルター露骨すぎるwww」「学歴差別は当たり前だが、こういう露骨なことしたらイメージダウンひどいだろ」などの声が上がっている。「なんで千葉大や筑波大がないんだ」といった自分の大学名がない学生からの不満も出ている。

   その一方で、大学別に選抜することは当たり前で、「自分が対象じゃないことが分かるし、こっちのほうが親切だ」「学歴差別を隠している企業に比べたら好感を持てる」といった意見もある。

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