2024年 5月 4日 (土)

水道代、なんと17億円 個人宅に法外な請求書が来た

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   自宅の水道・下水道代について、あるブロガーが、検針で17億円余もの高額料金になったと請求書の写真を公開して、話題になっている。

   水道代などの高額請求は、ブログ「にじゅうがとったもの」で、2011年8月4日に紹介された。居住地などは不明だ。

「ダム1つ分を1ヵ月で使ったのか」

高額請求にびっくり
高額請求にびっくり

   そこに貼り付けられた請求書写真を見ると、この日の検針結果で、2か月分の水道使用量がなんと5555万5470立方メートルになっている。下水道使用量も同量だ。

   前回の指針が85立方メートルだったのに、今回は5555万5555立方メートル。つまり、この差がそうなったわけだ。

   そして、水道・下水道料金は、17億3660万7441円になった。ただ、なぜか水道代は、マイナス17億557万6954円、下水道代は、マイナス8億5278万2901円の表示になっている。

   このブログは、ネット上で話題になり、情報サイトが取り上げた。また、ブログのコメント欄には、書き込みも多数寄せられている。「ダム1つ分を1ヵ月で使ったのか」「自前の水力発電所もってんだろ?」「請求先は福島第一原発かと思った」などなどだ。

パソコン入力で誤って数字を押した?

   ところが、この日のうちに、別の請求書の写真がブログで公開された。

   そこでは、水道・下水道使用量とも、19立方メートルの検針結果になっている。今回の指針は、104立方メートルとなっていた。そして、水道・下水道料金は、それぞれ3895円、2310円で、総額は6205円だった。

   その請求書は、こんな手紙とともに、ブロガーの玄関に置いてあったというのだ。

「御迷惑お掛けして真に申訳ございません。以後十分に気をつけて参りますので、何卒お許しください」

   どうやら、その日のうちにミス入力に気づいて修正したようだ。

   ある市の水道局に取材したところ、水道・下水道代は、一般家庭なら2か月で平均2万円ほどなので、17億円なら10万世帯分近くに相当することになる。水道局では、こんな請求額になったケースは聞いたことがないという。「指針の数字をパソコンで入力するときに、誤って5の数字を指で押し続けてしまうなどしたのかもしれませんね」

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