2024年 5月 5日 (日)

阪神・金本選手に「刑事告訴」報道 「恐喝、監禁」指摘に本人「事実無根」

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球団側も「事実無根」

   一方、金本選手は両誌発売直前の8月16日、球団広報を通じてコメントを発表した。「記事については全く事実無根」「記事に書いてあるようなやましい事は一切ないと自信を持って言えます」と完全否定している。「法的措置」にも触れており、名誉毀損などで社長や掲載誌を訴える可能性も示唆している。

   金本選手がコメントで否定した「記事」とは、どの部分を指すのか。告訴状に書かれている恐喝や監禁についての否定なのか、それとも金銭トラブルの存在自体も否定するつもりなのか、コメントだけを読んでもよく分からない。

   阪神の球団広報に聞いてみたが、「昨日発表したコメント以上のことは分かりません」とのことだった。球団広報も8月16日、「(金本選手)本人に事実確認をしましたが、全くの事実無根であり、記載されているような事はございません」と発表していた。

   阪神の南信男・球団社長もスポーツ紙などの取材に応じている。南社長は16日、「暴力団との関係を含めて」事実無根で、不当な刑事告訴だと報告を受けている、と説明した。「金銭トラブルはあったんでしょうが、むしろ金本君が被害者」とも話した。

   週刊文春は、金本選手がつくった公正証書など(の写し?)が手元にある、としている。南社長の発言などから推測すると、金本選手が「事実無根」と主張したのは、恐喝や監禁といった「違法行為」部分や暴力団関連のくだりのことのようだ。

   ちなみに、被害者が告訴・告発状を作成する際に手助けすることも多い行政書士に一般論をきいてみた。東京都内のある行政書士によると、警察が告訴状を受理していない段階では、「法的にはまだ、告訴された(した)ことにはなりませんね」とのことだった。

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