2018年 7月 20日 (金)

彼氏の浮気割り出せるアプリが話題 使い方次第でトラブルの危険性

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   GPS機能を使って彼氏の居場所が特定できるとうたったスマートフォンのアプリが現れ、ネット上で論議になっている。相手から同意を取るよう明記されているものの、使われ方に疑問の声も出ているようだ。

「4つの機能でカレシの行動まるわかり」

携帯電話の通話記録やエッチなアプリまでチェック

「彼氏追跡アプリ」を紹介
「彼氏追跡アプリ」を紹介

   アプリを紹介するサイトでは、こんなうたい文句で、2011年8月29日から始めた新サービス「カレログ」をPRしている。

   それによると、彼氏や家族が持つアンドロイド対応の携帯電話にカレログのアプリをインストールすれば、パソコン上でGPSによる位置情報を逐次チェックできる。また、居場所を隠そうと「電源が切れちゃった」などと言い訳できないように、携帯電話のバッテリー残量も確認できるようになっている。サービス利用料は、30日間で525円から、などと設定した。

   さらに、30日間1980円のプラチナ会員になれば、携帯電話の通話記録やインストールされたほかのアプリまでチェックできるというのだ。カレログのサイトでは、「もう浮気や電話代の無駄使いは絶対にさせません」「出会い系アプリやエッチなアプリを入れてもすぐにチェックできちゃう!」と書かれている。

   こうしたサービスにもかかわらず、利用上のお約束として、「(携帯電話)所有者の同意をとってご利用ください」と求めている。

   その利用は、彼氏が事件や事故に巻き込まれたのが心配なときや、彼氏のことをなかなか信用できないときなどを想定しているという。こうしたときでも、居場所が分かって安心できるほか、通話記録などが分かれば信頼関係もアップするというのだ。

   この新サービスについては、ネット上で、たちまち話題が沸騰した。「子供の携帯に入れるのは良いかもしれないな」「どっかに携帯置き忘れた時便利じゃね?」といった感想もあったが、「これいいのかよw」「マジ怖いわ」「ストーカー支援機能満載」といった疑問も噴出している。

無断インストールは法に触れる可能性

   ネット上では、実際にサービスを利用したと、ブログでその感想を報告するケースも現れた。

   あるブロガーは、そのブログ「なほちぇの日々あれこれ」で、自らのスマートフォンにインストールしたところ、位置情報もほぼ正確で、行動履歴が10分間隔で表示されていたと明かした。サイトでは、アプリ名は「カレログ」ではなく「GPS」と携帯電話に表示されると明記してあるものの、このブロガーは、この表示を見て、「こっそりインストールしちゃってもバレませんね!」と指摘していた。

   さらに、場合によっては、犯罪につながりかねないとの指摘も出ている。

   情報セキュリティーに詳しい産業技術総合研究所主任研究員の高木浩光さんは、ツイッターで、カレログに違法性があるかに言及し、その利用者が無断インストールしたとすれば法に触れる可能性があるとした。また、サービス提供側も、利用者の無断インストールを想定しているとすれば、犯罪になる可能性があるとしている。

   カレログの運営会社マニュスクリプトでは、取材に対し、担当者が「みなさんのご意見を賜りまして、サービス健全化に向けて鋭意努力していく所存です」とだけコメントした。

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