2018年 7月 22日 (日)

長谷川洋三の産業ウォッチ
TOTO会長の中国戦略:高級ブランドとして事業を拡大して行きたい

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「日本ではTOTOブランドは大衆品として浸透しているが、中国ではTOTOの衛生陶器は高級ブランドのイメージが定着している。中国では、今後も高級ブランドとして事業を拡大して行きたい」

   TOTOの木瀬照雄会長は2011年10月11日、私とのインタビューでこう強調した。TOTOは、79年に北京の釣魚台迎賓館改修の際に衛生陶器を納入したのを皮切りに中国市場に参入。ショールームを拠点に現地販売代理店との関係を構築し、高級衛生陶器市場でトップシェアを獲得した。

高齢化への対応も進める

   中国での営業利益は全社の46%を占める勢いで、上海のショールームでは、手すり付き便器を展示するなど中国の高齢化への対応を進めている。TOTOにとって今後ますます中国市場が果たす役割は大きいというわけだ。

   大和ハウス工業の樋口武男会長も「中国で富裕層を狙って始めた分譲マンション事業が収益に貢献を始めた。中国での事業展開を積極化し、創業者の石橋信夫氏に約束した年商10兆円構想を実現したい」と強調した。大和ハウスは、江蘇省常州市で高層分譲マンションと商業施設の開発を計画して入り、布石は着々と打っている。2012年3月期には年間売り上げ1兆8000億円を見込む同社だが、中国では質と量との双方の期待が膨らんでいる。

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