2024年 5月 4日 (土)

横浜スタジアム会長発言が物議 「ベイスターズ出て行け」に「はい喜んで」

次の本拠地どこがいいかと盛り上がる

   しかし、ネット上では、チームを強くすることができなかったのは、むしろこうした収入面の現状が球団の経営を圧迫していたからではないか、との指摘が出た。ほかの球場では、入場料や広告・物販の収入をすべて球団が受け取っているケースもあり、そうできる球場にいっそのこと移るべきではないかとの声が相次いでいる。

   2ちゃんねるでは、次々にスレッドが立ち、早くも次の本拠地はどこがいいかとの議論で盛り上がっている。藤木幸夫会長の発言に「はい喜んで」「むしろチャンスwwwwwww」といった反応は多く、「(DeNAの)創業者が新潟の人なんでしょ? 行けばいいじゃん」「静岡市、『プロ野球球団』創設を 市議会で市長方針 これしかない」といった書き込みがあった。

   さらに、ほかの地方出身者ともみられるラブコールも出ている。「東北はもうあるから、うどん県あたりにいけば良いんじゃない? ウドンスターズとかさ」「九州にもうひとつ球団あってもいいんじゃね? 熊本あたりに」「従来のファンが生きやすいことを考えるとやはり神奈川県か隣接しているところかなあ・・・」

   ところで、横浜から出ていってもよいという藤木会長の発言は、どこまで本気なのか。

   ハマスタの総務部担当者は、取材に対し、「そういった事実はありません」と否定した。

「うちの社長が『前向きに協力したい』とDeNA側にあいさつしたのが、公式の発言です。会長の発言は会社としてのものではなく、個人のお考えなんだと思います。会長は、常勤ではない社外取締役で、代表取締役は社長1人です」

   収入見直し発言への反発との見方については、「どういう趣旨で言ったのかは分かりませんが、そういうことではないと思います。新しい契約はこれから話し合いますので、今は白紙の状態です。収入面の現状が球団経営を圧迫しているかどうかは、分かりません」

   ベイスターズの広報部では、「スポーツ紙での発言なので、うちからコメントすることはありません」と言う。本拠地移転の可能性については、「地元密着でやりますと答えていますので、今の段階では考えていないです」としている。

1 2
姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中