米公電漏洩兵士、軍事裁判の公算大

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   ウイキィリークスに米公電文書などを漏洩した疑いで逮捕され、現在拘留中のブラッドリー・マニング上等兵(24)が軍事裁判にかけられる公算が大きくなった。

   同容疑者を軍事裁判にかけるべきかどうかを審理する軍事予備審問は、2011年12月メリーランド州のフォート・ミード陸軍基地で開かれたが、その予審法務官(判事に相当)を務めたポール・アルマンザ中佐は、軍事裁判を行なうべきとの勧告を2012年1月12日発表した。この勧告をうけ、ワシントン地区軍司令官であるマイケル・リニントン少将が最終判断を下すことになる。決断日程は今のところ未定。

   予備審問では軍検察がマニング上等兵とウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジ氏が交わした電子メールなどを発見したとして、同上等兵は米国史上最大の漏洩事件の容疑者であると決めつけた。一方、弁護側は精神状態が不安定であった同上等兵を、機密を扱う職務につけたのは軍隊側の手落ちだったなどと主張。軍事裁判で有罪になれば、マニング上等兵は終身刑を受ける可能性が高い。

(在米ジャーナリスト 石川 幸憲)

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