元タレントの島田紳助さん(55)に芸能界復帰のラブコールを送ったとしてバッシングされた吉本興業の大崎洋社長(58)だが、今度はインタビューで紳助さんを「家族」だとし、信頼関係を守りたいと語ったためバッシングが再燃した。ネットでは「芸能界追放したのは吉本だろ」「なぜこんなに必死になって復帰させたいのか?」などといった疑問が噴出している。血がつながらずとも家族だと「絆」を強調大崎社長は2012年1月18日に大阪市浪速区の産経新聞社を訪れ、吉本創業100周年に向けてのあいさつを行った。大崎社長は1月4日の年頭会見で紳助さんについて、「いつの日か吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じています」と発言した。この「真意」について、復帰させますと明言していない、と断った上で、「吉本としては血がつながっていなくても家族。芸人との信頼関係を守るというのは引退しても変わらない」と述べたとサンケイスポーツが1月19日に報じた。写真週刊誌「フラッシュ」の1月31日号でも、「社員であろうが、タレントであろうが、吉本は家族と同じ」と同様の発言をしている。「フラッシュ」に掲載された大崎社長のインタビューでは、1月4日の復帰ラブコールは「早すぎる」と取られると想定していたが、社長として言っておきたかったとしている。30年以上も一緒にやってきた仲だから、反省をしてリセットできるものならば元に戻してやりたいという強い思いがあるのだという。復帰実現は近いだろうと「フラッシュ」が分析ではなぜ引退させたのか、という質問には、引退か、謹慎かを迷ったとして、「引退したほうが、紳助君は暴力団関係者との関係を断ち切れるんじゃないか」と答えている。復帰を望むのは紳助さんの稼ぎが目当てではないのかの問いには、「会社の利益に対して、紳助君(の寄与)は1~2%あるかないかじゃないですか」と否定している。そして、まだ復帰のプランは立てていないし、本人に復帰したい気持ちがあっても世間がどう思うかが大前提だとし、出版の話や連載のオファーはいろいろ来ている、と明かした。「フラッシュ」はインタビューの最後を、「復帰実現は近いと本誌は見る。償えない罪はないのだから」と結んでいる。1月4日の紳助さん復帰へのラブコールで激しいバッシングに晒された大崎社長だが、今回の発言でまたバッシングが再燃することになってしまった。ネットでは、「組織を家族に例えるのは暴力団組織の常道なんだが。そのまんまやないか?」「引き下がれなくなっているんだろうが、ここらで止めないと他の芸人に影響出ちゃうよ」「名前が出てない登場人物がまだまだいるんだろうな。全く話が見えてこない」などといった書き込みが掲示板やブログに出ていて、紳助さんの復帰を望む声は見当たらない。
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