2020年 9月 28日 (月)

韓国スポーツ界「八百長」拡大の恐れ プロ野球に波及すれば大打撃

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   韓国のプロバレーボール男子リーグで、八百長問題が大騒動となっている。現役選手や元選手、ブローカーらが逮捕され、関与を認める供述をしたという。

   背景には、違法な賭博サイトを運営する業者やブローカー、暴力団関係者の暗躍があるようだ。1年前にもプロサッカーリーグで不正が発覚しており、他のプロスポーツにも拡大する可能性がある。

原因は「兵士チーム」の選手の安月給か

プロスポーツの八百長疑惑が韓国社会を揺るがす(写真はソウル市内)
プロスポーツの八百長疑惑が韓国社会を揺るがす(写真はソウル市内)

   韓国の主要紙「中央日報」(日本語電子版)は2012年2月8日、バレー男子「Vリーグ」の2009~10年シーズンの試合で不正行為があったとして、現役選手とブローカーの2人が検察当局に拘束されたと伝えた。以後「事件」は拡大し、他の選手や元選手も八百長に関与したとして次々に逮捕された。

   さらに2月17日付「朝鮮日報」(日本語電子版)によると、バレー女子でも2人の選手が検察の事情聴取を受け、八百長をした事実を大筋で認めたという。ブローカーから金銭を受け取り、試合中にわざと手を抜いてミスをした疑いがもたれている。火の粉は他のプロ競技にも及び、韓国プロ野球やバスケットボールでも選手による八百長行為が行われているとの報道も流れた。

   実際にどう不正をしたのかを見分けるのは難しい。2月17日放送のフジテレビ「とくダネ!」では、バレーボール男子元日本代表の川合俊一氏が、問題とされた韓国選手がプレーする映像を検証した。守備専門の「リベロ」と呼ばれるポジションでボールを追う姿を見たものの、「八百長じゃないと言われれば八百長じゃない」と話す。それほど巧妙に「真剣さ」を演じていたのかもしれない。

   関与が疑われている選手の共通点は、「尚武」というチームに所属しているか、過去にプレーしていた点だ。実は尚武は韓国軍の体育部隊で、兵役中の選手もいる。プロリーグに参加しているが、選手の給料は一般の兵士と同額で、どちらかといえば「薄給」の部類に入るようだ。韓国人のスポーツジャーナリストはJ-CASTニュースの取材に、「プロ選手と比べて収入の差があまりにも大きいことが、八百長に加担した大きな原因ではないか」と話す。

   韓国プロサッカーリーグ「Kリーグ」にも同様に「尚武」が加盟しているが、2011年にKリーグをめぐる大規模な八百長騒動が起きた時も、この「軍人チーム」の所属選手が関与していた。「たった1試合で1か月分以上の金銭を手にできる誘惑に、つい乗ってしまったのかもしれない」と、韓国人スポーツジャーナリストは考える。

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