アイドルグループ「AKB48」メンバーのメイクが、バラエティ番組でダメ出しを連発され、話題になっている。カリスマメイキャップアーティストという男性が語った、その過激な中身とは。「一見優しそうに見えますけど、一番の毒舌ですから」。司会の田村淳さん(38)が、こう宣言すると、ひな壇に並んだAKB48メンバーらから「エッー」と悲鳴が上がった。メイキャップアーティスト「ピカ子」がメッタ斬り指摘されたともちんの心境は?(番組内での写真ではありません)2012年4月12日夜の日テレ系「AKB48vsおネエ48」で、AKBメンバーをメッタ斬りにしたというのは、「ピカ子」こと本田ヒカルさんだ。ピカ子さんは、本業のほかに、最近は「オネエ系」としてテレビ出演なども増えている。田村淳さんがAKBに「おブスちゃんメイク」がいるのかと聞くと、ピカ子さんはいきなり、「いるいる!」と叫んだ。そして、事前にメンバーの写真を見て採点したところ、「今時レディースもしないヤンキーメイク」として、まず板野友美さん(20)をやり玉に挙げた。「まゆ毛がね、ちょっとこのへん青かったりとか、ボーボーな感じがすんの」ピカ子さんは、青く感じるところに、色を入れるためのチークをまぶすと青さが消えるとアドバイスした。友美さんは、顔がやや引きつったものの、「全体感は、僕はね、ブスじゃないと思う」とフォローしたため、笑顔も見せた。採点の結果、友美さんは30点だった。もっと手厳しかったのが、高橋みなみさん(21)に対してだ。「暗黒メイクでお先真っ暗!」と字幕が出て、みなみさんは、「ちょっと待って…」とうろたえた様子を見せた。しかし、ピカ子さんは、すかさずこう畳みかけたのだ。「なんかねえ、お顔がもうオバン臭いんだよ!」「どどめ色っていうか」みなみさんは、そんなファンデーションを塗っていることを懸命に否定したが、苦笑するしかなかった。丁寧なアドバイスで「参考になる」の声高橋みなみさんに対し、ピカ子さんは、顔が浮くのがイヤで顔全体を明るくしないのが問題だとして、こうも言った。「だからなんかオカルトっぽいっていうか…」そのうえで、2トーンほど明るいファンデーションを顔の真ん中に塗って、口の周りはほぼスッピンにするのがいいとした。しかし、テリー伊藤さん(62)からみなみさんの髪型について聞かれ、横に分けた前髪は必要ないとして、「ダサイね、ダサイよ」と指摘した。みなみさんは、板野友美さんよりさらに低い15点だった。極めつけは、柏木由紀さん(20)の0点だ。「ザ・不潔ちゃん!」と字幕が出ると、由紀さんは「ワッー」と言って顔を下に伏せた。これに対し、高橋みなみさんが、まつ毛が汚いのではと推測すると、由紀さんは悔しがったが、ピカ子さんは、すぐに同意した。「まつ毛がねえ、なんかムラムラなのよ」その理由として、まつ毛を化粧するマスカラが残ったまま寝てしまい、翌朝さらに塗りたくっている可能性を挙げた。由紀さんがオイルで落としてないことをみなみさんが指摘すると、ピカ子さんは、全然ダメだとしてこう言った。「こういう女は、風呂入ってないでしょ?」とはいえ、薄くて短いまつ毛でも、それを生かした方が美しく見えるなどと丁寧にアドバイスしていた。最後に、AKBにも、いいメイクのメンバーがいると明かし、小嶋陽菜さん(23)は、スッピンをうまく生かしているとして「一番ステキ」とほめた。ピカ子さんのAKBメイク評は、ツイッターなどでは、参考になるなどとおおむね好意的に受け止められている。ただ、発言が過激だっただけに、ピカ子さんのブログには、熱心なファンらからお叱りの言葉も書き込まれていた。
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