女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希選手(33)と4大会連続の五輪出場を決めた北島康介選手(29)が2012年4月16日、ロンドン五輪公式スポーツドリンク「アクエリアス」の新CM発表会に出席し、およそ100日後に迫った五輪での金メダル獲得を誓った。病気で欠場が続いている澤選手は、「1か月もやっていないと、色々なところが痛くなる」とぼやきながらも、「ベストな状態で臨みたい」と、復帰への意気込みを口にした。「体調は普通です。いつも普通」CM発表会で笑顔を見せる北島康介選手(左)と澤穂希選手(右)澤選手は「良性発作性頭位めまい症」と診断され、試合の欠場が続いている。4月15日の国内リーグの開幕戦でも、ベンチ入りはしたものの実際のプレーには至っていない。この点について聞かれると、「しばらくサッカーをやっていなかったので、試合に出るようにトレーニングをしてきた。1か月もやっていないと、色々なところが痛くなる。年も年なので…。ベストな状態でリーグ戦の試合に入りたいので、毎日それに向けてトレーニングしている」「体調は普通です。いつも普通。リーグ戦で結果を出さないと(日本代表の)最終メンバーにも選ばれないと思うので、ベストな状態で臨みたい。それに向けてトレーニングしている」と復帰への意欲を見せた。「毎日の練習が本番に表れる」一方、日本新記録で五輪出場を決めた北島選手は、「大変自信のある結果を残して五輪に出られると思う」と語った。さらに、精神力の強さの秘密を、「きちんと目標をもってとりくむことと『自分には絶対できる』という強い心をもって取り組むようにしている」と明かした。澤選手も、「夢は『見るものではなくてかなえるもの』。大会は緊張するが、『私はできる』と思っている。日頃の練習の手を抜かない。毎日の練習が本番に表れる」と、同じような思いを持っている様子だった。北島選手「日の丸が一番高いところに上がればいい」発表会の最後に二人は、「(日本代表最終メンバーの)18人に選ばれたら、やるからには、一番きれいな色のメダルを取りたい」(澤選手)「言い訳したくないので、そのために100日間頑張る。日の丸が一番高いところに上がればいいと思っている」(北島選手)と金メダル獲得を誓った。2人が出演するのは、4月9日から放送されている「オリンピック競技に挑戦」編。澤選手がボクシング、北島選手がビーチバレーに挑戦している。CMには、この2人以外にもプロゴルフの石川遼選手(20)とサッカーの本田圭佑選手(25)が起用されている。