2018年 7月 20日 (金)

長谷川洋三の産業ウォッチ
元連合会長への野田首相の弔辞:彼の手腕がなければ政権交代はもっと遅れていた

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「鷲尾(悦也)さんは混迷の時代を照らす灯だった。鷲尾さんの手腕がなければ政権交代はもっと遅れていた」

   野田佳彦首相は2012年4月23日、ホテルオークラ東京で営まれた鷲尾悦也元日本労働組合連合会(連合)会長(2月26日死去、73歳)の「お別れ会」でこう弔辞を述べ、その労をねぎらった。

   鷲尾氏は鉄鋼労連委員長、連合事務局長などを務めた後1997年に連合会長に就任、連合の組織固めをするとともに時間短縮などで成果を上げた。連合会長退任後も顧問として後任の指導にあたり、民主党政権の誕生に奔走しただけに、連合を重要な支持基盤とする野田政権としても最大限の感謝の言葉を述べた。

労働運動の国際化にも貢献

   「人間愛」が持ち味で、若い世代の指導にも熱心だった。日本社会事業大学理事長を務めるなど、次世代にかける情熱は晩年まで絶やさなかった。国際自由労連副会長、経済開発協力機構労働組合諮問委員会副会長を務めるなど、労働運動の国際化にも貢献した。野田首相は支持率の低迷などを意識してか「天国で民主党の行く末を心配していると思うが、しっかりと職責を果たす」としめくくった。お別れ会は「連合」などの共催で営まれ1000人を超す関係者が参列した。

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