2019年 7月 20日 (土)

「文楽問題」132人が橋下市長にもの申す ドナルド・キーン氏「大阪の政治家の蛮行…」

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   財団法人文楽協会(大阪市)への補助金カット問題で、橋下徹市長とカット反対派のバトルは再燃するのか。今回、文芸季刊誌に著名人ら132人が「文楽を守れ」とメッセージを寄稿したのだ。

   世界的ファッション・デザイナー、コシノヒロコさんや女優の竹下景子さんらが名を連ねている。東日本大震災を機に日本国籍を取った日本文学研究者、ドナルド・キーン(鬼怒鳴門)さんの寄稿もある。一方、橋下市長は従来から「文楽は守るが文楽協会は守らない」と主張している。

文楽協会への補助金「25%削減」案

大阪市は、文楽協会への補助金削減案をまとめつつある。
大阪市は、文楽協会への補助金削減案をまとめつつある。

   大阪市は2012年5月11日、市政改革プランの素案を発表した。4月に公表した改革プロジェクトチームの試案をさらに進めたものだ。懸案のひとつになっている文楽協会への補助金(年5200万円)のカットについては、試案通り「今年度から25%削減」となっている。

   また、専門家会議「アーツカウンシル」を設置し、文化行政の補助金のあり方を協議する方針も、試案通り示している。6月中に正式な案としてまとめる予定だ。

   同じ11日、季刊誌「上方芸能」(編集部・大阪市、木津川計発行人)が首都圏などの書店に並んだ。「特集 文楽を守れ! 132氏からの熱いメッセージ」とうたっている。

   冒頭に登場するドナルド・キーンさんは、削減検討の「ニュース」について、「真にひどい話です」と指摘した。日本の古典教育の問題点に触れつつ、文楽が「生を受け」た大阪で、「もし(文楽が)死に絶えるのなら、大阪の政治家の蛮行を世界は決して許さず、また忘れることもないでしょう」と釘を刺した。

   竹下景子さんは、「文楽は、上方の誇る芸能であるとともに、日本の芸術の宝です」とした上で、「今以上に育て、次代へと継承していくことは、国はもちろん府、市の大切な務めと考えます」と間接的に補助金問題で注文をつけた。

   「作家アリス」シリーズなどで知られる大阪在住の推理作家、有栖川有栖さんは、文楽への「税金投入」について「怒っている大阪市民なんて会ったことがない」と書いた。

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