2018年 7月 19日 (木)

しずちゃんボクシング五輪挑戦の裏側 山里亮太が語る「芸人との二足の草鞋」とは

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   女子ボクシングでロンドン五輪を目指したお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと、山崎静代さん(33)のドキュメンタリーが放送された。

   しずちゃんは3回戦でドイツの選手に破れ出場枠のベスト8に入らなかったが、その収録試合を見ていた元世界チャンピオンの具志堅用高さん(56)は、対戦したドイツの選手は左利きで、もし右利きだったら勝てた可能性が高い。それほど鍛錬していたと褒めた。

「これで辞める言い訳ができましたね」

   TBS系「さんまのSUPERからくりTV」2012年5月27日放送では、「しずちゃん五輪挑戦のウラ側」と題した特集を組んだ。まず、「南海キャンディーズ」の相方、山里亮太さん(35)がしずちゃんの約3年間に渡る軌跡を振り返った。

   しずちゃんの挑戦は非常に真剣で過酷なものであり、芸人との二足の草鞋からくる激しいプレッシャーがあった、と打ち明けた。

   もともとしずちゃんは5年前に漫画「あしたのジョー」を読んだことがきっかけでジムに通い始め、五輪種目に女子ボクシングが加わることが決まり本格的に挑戦した。お笑いの仕事はレギュラー以外すべてキャンセルした。ミドル級での戦いを選んだのはもともと体が大きかったためだが、周りから「選手が少ない階級だからミドル級を選んだ」「選手が少ないから日本チャンピオンになれた」と言われたのがショックで、プレッシャーに押し潰されそうになっていたのだという。

   その重圧を撥ね退けるためには練習をするしかなかった。

「少ない時間でも練習しなければ落ち着かないのか、舞台と舞台の間に30分空きができると15分間走りに行ったりしてました」

と山里さんは話した。

   また、脳に「影」が見つかったなどと報道され、4月16日に精密検査が行われることになると、意地の悪い取材攻勢があったことも語られた。家からロードワークに出ると、記者から顔10センチの距離でケータイカメラを向けられた。そして、

「よかったですね。これで辞める言い訳ができましたね」

と質問されたという。山里さんはしずちゃんから呼び出され、こうした記者にどう接したらいいのかなどを相談された。山里さんはしずちゃんに対し、怒った顔やしかめっ面では色んなことを書き立てられるから、笑顔でいたほうがいい。笑顔に対しては嫌なことを書けない、とアドバイスしたという。

対戦選手が右利きなら五輪出場できた?

   世界選手権初戦となった2回戦ではキックボクシングで世界3位というウズベキスタンの選手に3回、レフェリーが試合を途中で止めるRSCで勝利した。その報告を日本で聞いた山里さんは、信じられないといった表情で「スゲー!!!」を連発し、自分たちはしずちゃんが頑張っていると発言してきたけれども、そんな言葉以上に想像できないほどしずちゃんは努力していたことが分かった、と喜んでいた。

   3回戦は1回1分56秒でRSCで敗れ、ベスト8 入りはならず五輪の夢は終わってしまった。番組のインタビューでしずちゃんは、負けたことは悔しく残念だけれども、初戦で勝てて、ボクシングができて楽しかったと語った。番組に出演していた具志堅さんは、試合のVTRを見て、

「相手選手が左利きでなかったら、勝ってる可能性が高いね」

と解説した。しずちゃんは相手選手の左パンチを受けすぎていて、それはサウスポー選手との試合の経験が少ないからだという。自分は左利きだから戦うポイントを伝授すればよかった、と言うと、しずちゃんは、具志堅さんのジムに2回練習に行ったが、具志堅さんに会えなかった、と語り、具志堅さんは

「ボクが悔しい!用事があっていなかった。スパーリングをやってあげれば・・・・」

と俯いた。

   4年後のオリンピック挑戦については年齢制限があり、35歳を超えると出られないのが現状だが、参加資格年齢を引き上げる検討がされていることで、参加資格が得られるとしたなら再チャレンジをしたい、としずちゃんは張り切っていた。

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