2019年 3月 27日 (水)

子どものゲーム代1か月100万円 請求書に親が仰天、「苦情・相談」さらに増える

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   国民生活センターに寄せられているインターネットを通じたオンラインゲームに関する相談や苦情が後を絶たない。

   2012年度の相談件数は、6月14日現在で822件。しかも、多くは子どもがゲームで遊んで、その請求金額に親が愕然とするケースだ。「中学生の息子が親のクレジットカードを使ってゲームで遊んで高額の請求があった。問題のあるゲームなので請求を取り消してほしい」などの相談が舞い込んでいる。

ゲームと現実の区別がつかない子どもの金銭感覚

ゲームで遊んでいるうちに請求が高額に…(写真はイメージ)
ゲームで遊んでいるうちに請求が高額に…(写真はイメージ)

   オンラインゲームに関する相談件数は、2009年度に1437件、10年度2043件、11年度が3489件と急増している。10~30歳代からの相談が多く、11年度では10歳代が674件と19.3%を占めている。20歳代は580件(16.6%)。小・中学生の親世代にあたる30歳代は940件(26.9%)にものぼり、40歳代も644件(18.5%)を占める(受付ベース)。

   最近では消費者庁が問題視した「コンプリートガチャ」をめぐる相談や苦情もこれらに含まれている。

   背景には、グリーやディー・エヌ・エー(DeNA)などのゲームの提供者がテレビCMなどで「無料」であることをPRしていることにある。オンラインゲームは一見すると無料のようだが、じつは有料のアイテムを購入しなければゲームが進行しにくくなっていて、多額のお金がかかる仕組みだ。

   そんなゲームが小学生くらいの子どもには魅力的に映るのだろう。しかし課金制度についての理解は乏しく、「お金がかかる」ことへの現実感も薄い。寄せられる相談や苦情も、「無料だと思って利用したのに、課金されていた」という内容が多かった。携帯電話などで簡単に遊べるが、通信費用が別途かかることもある。1か月に数十万円、なかには100万円超を請求された例もある。

   オンラインゲームの利用料は、親のクレジットカードを使ったり、携帯電話の料金に上乗せされたりして、子どもからはお金の「存在」が見えていない。ゲームの通貨と現実のお金の区別がつかないような例もあり、「そのことが問題」との指摘がある。

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