2024年 4月 19日 (金)

震災2年、サザン「TSUNAMI」の「自粛ムード」続く カラオケ人気が回復しない

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

常にランクインしていた「DAMベスト50」から消えた

確かにTSUNAMIはDAMのベスト50に入っていなかった(13年2月18日確認)
確かにTSUNAMIはDAMのベスト50に入っていなかった(13年2月18日確認)

   しかし、カラオケ利用客の間ではいまだ「自粛ムード」が広がっているらしい。

   インターネット上では、以前カラオケでTSUNAMIを歌っていたという人が「前は歌っていたが、死ぬまで完全封印」「俺は歌っても平気だが聴いてる人間の中に例えば親類が被害に遭った人とかいたら困るからやっぱ歌えないな」などと書き込まれており、「不謹慎」「被災地に配慮が必要」と思っている人が多いようだ。

   サザンオールスターズのファンが集まり、カラオケも楽しめるバー「E★SPOT」(大阪・北区)によると、震災発生直後は世間に合わせて自粛するような形で誰も歌っていなかったが、1年経った頃から徐々に歌う人が見え始めた。曲の内容は自然災害を連想するようなものではなく、店内という限られた空間で気分を害する客もいないので、震災とは切り離して考えているという。

   ただ、店で利用している通信カラオケ「DAM」で、全国でよく歌われている曲のベスト50を見ると、震災以前は常にTSUNAMIがランクインしている状態だったが、今は全く入っていない。これまではファンではない人も広く歌っていたが、世間一般ではまだ自粛の動きがあるのかもしれない、と話していた。

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