2022年 7月 4日 (月)

文化庁配信電子書籍でダウンロード数トップ 「エロエロ草紙」の中身は「男子の妄想」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   文化庁が実験的におこなっていた電子書籍配信事業で、「エロエロ草紙」なる書物がダウンロード数ダントツのトップを記録した。

   夏目漱石、芥川龍之介をはじめ多くの文豪作品を抑えたこの作品、いったいどんなものだったのか。

1930年に「公序良俗を乱す」と発禁処分受けた

   文化庁は2013年2月1日から、「文化庁eBooksプロジェクト」として、国立国会図書館のデジタル化資料のうち、有識者により選定された13作品を電子書籍化・実験的に配信していた。配信は3月3日に終了し、実験結果が9日に公表された。

   それによると、配信期間中のダウンロード数1位は酒井潔の「エロエロ草紙」で1万1749件、2位以下に芥川龍之介の羅生門(1万163件)、同じく芥川の「河童」(8428件)が続いた。このほか「絵本江戸紫」(1765年)、「平治物語〔絵巻〕」(1798年)などの古典籍や、竹久夢二、柳田國男、夏目漱石、永井荷風、宮沢賢治などの作品が配信されていた。

   これらそうそうたる「ライバル」を押しのけて、今回1位に躍り出た「エロエロ草紙」。そもそもなぜラインアップされたのか。

   1930年11月に出版されるはずが、「公序良俗を乱す」との理由で製本中に発禁処分を受けた。その後長らく日の目を見ていなかったのだが、国立国会図書館デジタル化資料としてインターネット上に公開されると、その「露骨過ぎる」タイトルがネット住民から「人気」を集め、11年中ごろからサイトのアクセス数ランキング首位に君臨するようになった。

   このデジタルデータのアクセス数や、国会図書館内での閲覧実績などを重視して、文化庁が配信ラインアップを絞り込んだため、「エロエロ草紙」には異論も出たものの、「やはり外せない」となったそうだ。

   今回、電子書籍でも1位を獲りいわば「二連覇」したことを受け、「これはもうタイトルの時点で勝ちだろ」「タイトルに惹かれたものと思われる」「エロの力を再確認」「噴いたw ベータ対VHSもそうだったが、やはりエロは強いなw」との感想がツイッターなどであがっている。

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