2018年 7月 19日 (木)

「LINE」を利用し中学生が「美人局」事件起こす 「最強の出会い系マシン」に有効な対策はあるのか

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   利用者が世界で1億人を突破した日本生まれの大人気アプリ「LINE(ライン)」。通話やメールが無料で楽しめるというものだが、これがネットで「ネットのナンパツール」「最強の出会い系マシン」などともてはやされていて、最近では中学生が「LINE」を利用して男性を呼び出し、「美人局」の手口で現金を脅し取るという事件が起こった。

   かつてSNSでは「ミクシィ」や「グリー」が出会い系になっている、などと叩かれたが、規制が強化されたことで健全化が進んだ。そして「LINE」が新たな出会い系の場所として選択されているようだ。

「ぇち友ぼしゅう。あんま顔には自信ないけど」

   「LINE」は2011年6月にサービスを開始し、僅か1年と7か月で日本を中心にユーザーが1億人を超えるなど、世界最大のSNS「フェイスブック」超えも視野に入るほどの成長ぶりだ。アプリのダウンロードや会員登録にお金はかからず、友達認定した同士ならば電話代不要で通話ができ、チャットも楽しめることが人気の要因だが、これが出会い系システムとして利用されている。

   ネットで「LINE」を検索すると、「LINEで彼女・セフレ探し!」「LINE掲示板/友達募集・出会いはNo.1」「ネットナンパできるアプリ」などといったサイトが多数見つかる。また、「LINE」に対応した、友達募集のアプリも多数配布されている。

   なぜ出会い系として使われているかといえば、相手の電話番号を知らなくても、登録しているIDが分かると友達申請が可能で、承認されれば直接通話や、メール、チャットができるようになること。このIDは、趣味の書き込みをしているような掲示板でも表示されるため、友達になりたい人が見つかれば直接交渉できる。また、明らかな出会いを目的とした掲示板には、自分のIDを晒して、

「ぇち友ぼしゅう。あんま顔には自信ないけど。ヤフーつけてメールして~」
「H友な関係で会いませんか?仕事の関係で時間は融通ききます」
「年上もぜんぜんOKです。もちろん人妻さんも」

などという書き込みが出ている。

   こうしたことが犯罪の温床になっているようで、13年1月には「LINE」で知り合った会社員の男ら3人が、14歳から16歳の少女と性的関係を持ったとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの容疑で逮捕された。また、13年4月7日の報道では、富山県の中学生を含む少年、少女4人が「LINE」で知り合った21歳の無職の男性を呼び出し「美人局(つつもたせ)」の手口で現金を脅し取ったとして逮捕された。この4人は同様の手口で10件ほどの余罪があるという。

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