2018年 7月 19日 (木)

浅田真央演技後半に極度の疲れ 長年の疲労蓄積?腰痛?大丈夫なのか

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   ソチ五輪への意欲を示したフィギュアスケートの浅田真央選手(22)について、体調などを心配する声が上がっている。大会でも、演技後半に極度の疲れを見せていたからだ。

   リンクの天井を見上げると、ため息をついて、苦しそうに顔をしかめ…。東京都内で2013年4月13日にあった世界国別対抗戦で、浅田真央選手は、フリーの演技終了後にそんな表情を浮かべた。

トリプルアクセルを封印してスタート

「今までにないような、体も足も呼吸もすごい苦しい状態の中で、後半はほとんど滑っていた」

   浅田選手は、報道陣に囲まれて、これまで見せたこともない表情をした理由をこう明かした。そして、14年2月のソチ五輪について、「集大成」「最後」と発言し、その意味を聞かれると、五輪後に引退したい意向を示した。

   理由については、「うーん、難しいな」「そうですね、何だろう」としばらく考え、ほとんど具体的なことは明かさなかった。また、五輪では、金メダルというよりも、これまでで最高の演技をしたい、とも漏らした。

   10年のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した後、浅田選手は、どんどん調子が悪くなっていった。サンケイスポーツの担当記者は、13年4月15日放送の日テレ系「スッキリ!!」の中で、12年3月の世界選手権前は練習で一度もトリプルアクセルを決められなかったと指摘した。世界選手権を終えるまで、なんと56連続で失敗していたというのだ。

   そして、この記者によると、今シーズン前には、浅田選手は、スケート人生で初めて練習を休んだ。2週間、氷の上を離れ、姉でスケート選手の舞さん(24)と一緒に野菜を育てるなどして気分転換に努めたのだ。シーズン開幕後は、トリプルアクセルを封印する戦術でスタートすると、連戦連勝で波に乗った。そして、13年2月の四大陸選手権でその封印を解き、実に2年ぶりとなる劇的な成功を収めたわけだ。

ジャンプの負担で持病の腰痛が悪化?

   ところが、浅田真央選手は、次第に精彩を欠くようになって、2013年3月の世界選手権では、トリプルアクセルに成功したものの、3位に留まった。このときは、復活したばかりのキム・ヨナ選手(22)が22点差をつけて優勝している。

   そして、今回の世界国別対抗戦では、ショートでもフリーでもトリプルアクセルを跳べず、今シーズン自己ワーストの記録で5位に沈んだ。

   不調の理由について、4月15日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、持病の腰痛があるのではないかとの見方を示した。そのため6分間の練習でも力が入らず、浅田選手は、11年12月ごろから引退を考えていたとした。

   番組の中で、フィギュアスケート解説者の佐野稔さんは、こう解説した。

「硬い氷の上に細いフィギュアスケートのエッジで降りてくるわけですから、例えば、ひざや腰、首にかかる負担だとか、そういったものが常につきまといます」

   さらに、解説者の村主千香さんも、こう話した。

「ジャンプを降りたときの衝撃って、皆さん、テレビだけではなかなか伝わらないんですけども、会場に行くとけっこうすごい音で降りてるんですよね。その衝撃って、体に蓄積していきますので、そういった面で体に疲労がたまってくるのもしょうがないと思います」

   小さいときと違って、大人になると体も大きくなって、その衝撃の強さもかなりのものになるそうだ。

   疲れの原因が腰痛にあるかははっきりしないが、ソチに向けて体調面の管理が重要な要素になるのは確かなようだ。

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