2024年 5月 7日 (火)

「愛人になれと迫られ、無理矢理…」 「とくダネ!」が報じた「笑う介護士」の「実像」

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「世界に福祉発信しなきゃ」熱い介護観、調べに「合意の上」と否認

   「笑う介護士流儀」というサイトでは、袖山容疑者の講演会や研修会などを動画で視聴できる。

   無料のサンプル動画を見てみると、講演や研修の場で「仁や義をちゃんと理解して体現できるのは日本国民だけだと思ってるので、世界に福祉を発信しなきゃいけないのは日本だと思ってる」「彼らが黙って死んでいく潔さや強かさを持ってるから、健康と言われてる僕らがいかに近付いた言葉を投げるかってことに挑戦していかないと、下手すると黙って死んでいけてしまうんですよ」など、自身の介護への思いを語っており、その言葉からは確かに熱さや真摯さが感じられる。

   それだけに、今回の事件は同じ介護士や介護を目指す人たちにとってショックだったようだ。ツイッターには、「高校の時あの人の講話すごい感動して、看護じゃなくても介護でもいいかもって思ったのになぁ」「彼のプロデュースした施設にも見学行ったりして、目標にしていたのに」「あなたの講演聞いて介護観変わった人たくさんいると思うのに…朝からショックすぎて…気持ち悪すぎる…」「憧れとったのに!本も読まされたのに!ガッチリ握手もしたのに!イケメンやったのに!」など、「残念だ」という書き込みが見られる。

   なお、袖山容疑者は取り調べに対し「強引ではあったが、合意の上だった」と容疑を否認しているという。

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