2024年 4月 28日 (日)

築47年・家賃4100円・機動隊捜索有り 京大熊野学生寮の「自由すぎる自治」実態

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

機動隊を前に「マカンコウサッポウ」

   そんな熊野寮だけに、警察による家宅捜索にも一向にひるまない。4月27日行われたこの「ガサ入れ」は、25日に法政大学で中核派学生が逮捕された事件に関して行われたものだったが、寮生たちは次々と機動隊員たちの写真を撮影してツイッターなどに投稿、

「京都大学熊野寮に機動隊なう。4年ぶりの登場。盛り上がってきたwww」

などと大はしゃぎ。動画で「生中継」する人も出始め、さらに機動隊員とぬいぐるみの「にらめっこ」写真、また今流行りの「マカンコウサッポウ」写真を機動隊員の目の前で撮り始める寮生も現れた。さらに「令状の住所が違う」ことを主張し、寮側が警察に110番通報するという一幕も。

   結局機動隊は1時間ほどで撤収したが、寮生の一部は引き上げる隊員たちを「マラソン」と称して追いかけるなど、最後まで警察は寮生のおもちゃにされた格好だった。これにはネット上でも、「さすが京大生」などと笑いが広がった。

   ちなみに全学連(中核派系)の関西地区ブログはこのガサ入れについて、「学生の団結した力で、不当なガサは完全に粉砕されました」「団結した学生の追撃(※編注:上記のマラソンのこと)によって警察は指揮系統が崩壊する状況に陥ったのである」と勝利宣言を出している。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中