2018年 7月 23日 (月)

二刀流大谷いよいよ一軍登板 不振の日本ハムを救えるか?

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   大谷翔平がいよいよ投手としてデビューする。2013年5月23日の交流戦、ヤクルトでの先発登板が決まった。チームは泥沼状態で、その刺激剤としての大役だ。

二軍戦での登板結果には不満もあったが……

   大谷のデビューが決まったのは16日の西武との二軍戦で投げた後。この日は一軍の試合がなく、栗山英樹監督が観戦した。

   投球内容は先発で5イニングを投げ、7安打、5失点。ホームランも打たれた。「甘い球が多かった」と大谷。

   それでも栗山監督は「一軍登板」を伝えた。その理由は104球の球数。100球を投げることが一軍デビューの条件だったからで、第一条件である一軍で投げることのできる肩ができあがったということだ。

   「チームにとっても本人にとっても勝てる投手に早く持って行く作業が必要だと思っている」と栗山監督。つまり、良い環境、レベルの高い相手に投げる英才教育が大切、というわけである。

   当の大谷は慎重な言葉に終始した。

   「一軍で投げることを目標にやってきたので、登板が決まったことはうれしい」と言う半面、自信となると「まだまだ…」

地元登板で不満募らすファンの怒りかわす狙い

   実は、当初は「二軍で成果を出してから一軍」いうのがチームの方針だったのだが、ここへきて事情が変わった。それはいうまでもなく、チームの不振。大谷が二軍でテスト登板した前日まで、9連敗というひどさ。リーグ制覇した昨年の面影は全くない。

   なんとか打破しなければならない状況にある。そこで大谷を投手デビューさせることでチームに刺激を与え、立ち直りにつなげたいという切実な思いなのだろう。予告初登板は地元の札幌。それを持って不調に不満がくすぶっているファンの怒りの矛先をかわす狙いもあるといっていい。

   いうまでもなく大谷は二刀流で話題を集めている。すでに打者としては類い希なる素質の片鱗を見せている。外野の守備も含めて使えるところを証明。レギュラーに定着してもいいほどだ。

   ただ、栗山監督が「二刀流に挑戦」を宣伝しただけに、大谷とファンへの約束を守らなければならない。

   「フォームの崩れはなかった」と期待を込める栗山監督。大谷にしてみれば待ちに待ってのマウンドだけに気合いの入り方も違う。同級生の藤浪晋太郎(阪神)が新人王候補に名乗りを挙げているとあってなおさらだ。ヤクルト戦の入場券はプレミア付きとなる。(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)

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